メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

普通の人々 

2018年03月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「大リーグのマーリンズからフリーエージェントと
 なっていたイチロー外野手が、
 古巣のマリナーズと契約」とのニュース。

行き先が決まらず、年齢(44歳)の事もあり、
日本に戻って来るのではと思っていたが、
又、大リーグで活躍する雄姿を見られるかと、
今から、楽しみです。

今日の映画紹介は
『普通の人々/Ordinary People』。
BSプレミアムで2018年3月7日(水)13:00〜放送。

ごく普通で幸せだったはずの家族が崩壊していく姿を
繊細に描き、アカデミー作品賞など4部門を受賞した
R・レッドフォードの監督デビュー作。

原作はジュディス・ゲスト。

キャッチコピーは
”現代社会における、父と子、母と子、夫と妻とは…”

カルヴィン・ジャレット(ドナルド・サザーランド)は
シカゴに住む有能な弁護士。
妻ベス(メアリー・タイラー・ムーア)とは
結婚して21年になる。

息子コンラッド(ティモシー・ハットン)は17歳、
ハイスクールに通い聖歌隊のメンバーでもある。
彼は時々悪夢にうなされ、父のすすめで精神科医
バーガー(ジャド・ハーシュ)の治療を受けている。

彼の病気は兄バックの事故死が原因だった。
秀才でスポーツ万能だったバックは皆に愛されていたが
コンラッドと2人でボートで遠出した際にボートが転覆し
コンラッドだけが助かったのだった。

そして、その直後自殺をはかったコンラッド。
バックを溺愛していたベスは、
時々コンラッドを見て凍ったように口を閉ざす。
そんな母親にコンラッドは父親に
”ママは僕を嫌っている!”と、訴える。

病院でいっしょだったカレン(ダイナ・マノフ)と、
退院後久しぶりに会ったコンラッドは、
彼女の元気な姿に安心するが、
分析医に通っているかという彼の質問に表情をくもらせ、
彼女は席を立っていった。

一方、カルヴィンは、コンラッドとべスの間の
わだかまりを解きほぐそうと必死の努力を試み苦悩する。
聖歌隊の合唱仲間の
ジーニン(エリザベス・マクガヴァン)に
よい声だとほめられたコンラッドは、
彼女とデートし、明るい気分になる。

クリスマスの休暇に入り、
カレンにお祝いの電話を入れたコンラッドは、
その時カレンが自殺したことを聞き茫然とする。

取り乱したコンラッドに、
バーガーは医者の立場から言葉をかける。
”感情は苦痛を伴う、今生きていることを感じ取れ”と
コンラッドを苦しめている罪の意識から解放させる。

落ちつきを取り戻した彼はジーニンを訪れ、
好きだと告げるが…。

さて、コンラッドは立ち直ることが出来るのでしょうか?

本作は平穏な家族が長男の死によって、
バランスが崩れ、瓦解していく過程を描いています。

家族の絆はこんなに簡単に崩れるものではないと、
私は思いますね。不幸になればなるほど、
お互いに相手を思いやり、助け合うのが家族だと
信じています。

本作でも妻の”ベス”に、もう少し包容力があれば、
解決出来たのにと思ったことでした。

皆さん、どう思われますか?

1980年(昭和55年)製作。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

色即是空 空即是色

yinanさん

山すみれさん、

「般若心経」に詳しいですね。
私も昔、ちらっと読んだことがあります。
「空」の思想を説いた経典だと記憶しています。

「存在」が「存在」すること言葉で表すなんて、
私には理解不能ですが、
”生きる”ことは、解ります。
思うことは、人間は複雑な生き物だと言うことです。

2018/03/07 21:43:42

難しいですね〜

山すみれさん

生きる事は苦痛を伴う、今生きていることを感じ取れ”と」

良いことば〜

般若心経
に 通じることばを思います!

2018/03/07 08:49:06

PR







上部へ