ボイボイ日記・ダバオリターンズ

映 画 

2015年03月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



今から60年程前の私の小・中学生時代には年に数回、クラス単位で「映画鑑賞会」があって、学校の近くの映画館で色々な映画を見たものでした。小学生の頃にはディズニー映画の「白雪姫」、「ダンボ」、「シンデレラ姫」、などで、中学に入ってからは「原爆の子」やディズニー映画の「ファンタジア」、「グレンミュラー物語」などなど、今でも記憶に残っています。1952年に公開されたアニメーション映画の「シンデレラ姫」がディズニープロで実写版の「Cinderella」として製作されて、先日からダバオ市内の映画館で一斉に公開されています。日本では4月25日からの公開になるそうです。早速Abreezaモールのの中の映画館で観賞して来ました。イギリス出身の新星リリー・ジェームズがシンデレラに扮していましたが、CGもふんだんに使った上質のファンタジー映画の仕上がりに大満足で見終わりました。そして60年以上も前の「映画鑑賞会」のことを思い出し、懐かしさに暫し浸ることが出来ました。私が初めて映画を見たのは物心のついた小学生の低学年の頃で、冒頭に書いた学校の映画鑑賞会で見たディズニーの長編アニメーション映画の「白雪姫」でした。この「白雪姫」は記録によると日本での公開が1950年9月26日となっていますので、私の小学校2年生の時でした。当時の我が家の近くには「映画館」が5か所もあって、映画が身近に感じられ、テレビなど無かった時代なので、「映画」は当時の最大の娯楽だったのです。小・中学生時代に良く見た映画で憶えているのが「ターザン」映画や、アメリカ映画のアボット&コステロのお笑いコンビの「凸凹シリーズ」で、邦画では「ひめゆりの塔」、「七人の侍」、「二十四の瞳」、「ゴジラ」などが印象に残っています。そして、1951年にヴェネツィア映画祭で黒澤明の「羅生門」がグランプリを受賞したことで、アジア映画の作品レベルを世界に示したことも印象に残っています。
<青春時代の思い出映画>高校〜大学時代には映画が更に大好きになって、有楽町の映画館に足繁く出かけたものでした。1955年に公開された「エデンの東」と、1962年に見た「シベールの日曜日」(フランス映画)が私の青春時代にラストシーンで涙腺が緩んでしまった二大作品として今でも深く印象に残っています。また1961年に公開された「ウエストサイド物語」のミュージカル映画に衝撃を覚え、ハリウッドのミュージカル映画に一時期嵌ったことも憶えています。「南太平洋」(1959年)、「シェルブールの雨傘」 (1964年)、「マイ・フェア・レディ」 (1964年)、「メリー・ポピンズ」 (1964年)、「サウンド・オブ・ミュージック」 (1965年)、「オリバー!」 (1968年)、「ファニー・ガール」 (1968年)、「キャバレー」 (1972年)などなど、当時公開されたミュージカル映画は全て見ています。
<ブラジル赴任時代の思い出映画>(1969年〜1979年)10年間のブラジル赴任時代の初期には、極力ポルトガル語に馴れようと、ブラジル映画を見ていました。当時のブラジル映画は「喜劇」が多く、言葉の壁に阻まれて内容を理解出来るようになるまで半年以上かかったことを思い出しました。ブラジル映画で今でも印象に残っている作品はブルーノ・バレット監督の「ドナ・フロールとふたりの夫」(Dona Flor e Seus Dois Maridos)(1976年)です。当時テレビドラマなどで大人気だった女優、ソニア・ブラガの主演作品で、ブラジル映画史に残る最大のヒットの一つです。国際的にも成功をおさめた作品で、ブラジル人の文豪ジョルジェ・アマードの小説が原作で、フロール婦人とその2度目の夫、そして亡くなった前夫の魂との三角関係を取り扱ったコメディ映画です。そしてブラジル時代の映画の思い出で忘れられないことは「日本映画」を良く見に行ったことです。当時のサンパウロ市内には日本映画を常時上映している映画館が3館ありました。松竹映画を上映すす「シネ・ニッポン」、東映映画を上映する「シネ・ニテロイ」、東宝映画を上映する「シネ・ジョイア」で、各映画館で上映される日本映画は法律でポルトガル語の字幕スーパーを入れなければならなかった為、日本で上映されてから約1年遅れで公開されていました。ブラジル時代には、この邦画専門上映館の3館でフーテンの寅さんの「男はつらいよ」シリーズ、先日亡くなった高倉健主演の「網走番外地」、「緋牡丹博徒」、「仁義なき戦い」などを日曜日になると見に行っていたことを良く憶えています。
<ダバオ時代の思い出映画>(1999年〜)ダバオで上映されている外国映画はほぼ100パーセント「ハリウッド映画」です。フィリピンの国産映画も数多く上映されていますが、「フィリピン語」が全く出来ないので、映画館で見たことが残念ながらありません。ダバオで公開されるハリウッド映画のほぼ全てがアメリカと同時公開されるのが特長で、その理由は「英語」を公用語としているフィリピン人には「字幕スーパー」が不要だからと言えます。日本ではハリウッド映画の公開日は作品の内容やターゲットを考えて、観客動員数を最大に確保する為に計画的に公開日が決められるので、ダバオで公開されてから数ヶ月後の公開になることがしばしばです。日本で昨年3月に公開されて大ブレークした「アナと雪の女王」はダバオでは2013年11月にアメリカ公開と同時に「FROZEN」というオリジナルタイトルで上映された映画だったので見逃してしまい、その後ダバオのケーブルテレビで配信された時に見ることが出来ました。日記のメモからダバオで見た映画の中で印象に残っている作品を古い順から以下に書いてみました。「ミッション:インポッシブル2」、「ハリーポッター」シリーズ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「マトリックス」シリーズ、「ラストサムライ」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」、「マンマ・ミーア!」、「アバター」、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」、「RED/レッド」、「バイオハザードV:リトリビューション」、「アメイジング・スパイダーマン」、「レ・ミゼラブル」、「パシフィック・リム」、「GODZILLA ゴジラ」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」、「トランスフォーマー/ロストエイジ」などなどです。
今年もハリウッド映画は期待の大作が目白押しと聞きます。「STAR WARS エピソード7」、「ターミネーター5」、「パイレーツ・オブ・カリビアン5」、「ミッション:インポッシブル5」、「ファンタスティック・フォー」などの公開が待ち遠しい昨今です。  <映画シンデレラの開演前に上映される「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」の予告編>?????

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ