情熱の嵐

ネット広告が売れない! 

2018年02月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

広告最大手の電通の今期についての記事。

■海外事業のネット広告に逆風

 誤算だったのは、これまで絶好調が続いてきた海外事業だ。

 海外の売上総利益は21.1%増の5160億円と大幅に伸び、調整後営業利益も8.8%増の751億円で着地。一見すると好調にも思えるが、そうではない。この成長はほとんどがM&A(企業の合併・買収)による上乗せ効果だからだ。

 為替やM&Aの成長を除いた実質的な成長率はわずか0.4%だった。海外事業を担当するティム・アンドレー取締役は昨年2月、「2017年も(全世界で4%と見込まれる)市場成長率の倍を達成する」と力強く語っていたが、大幅な未達となった。

 苦戦の理由は単純で、広告主が出稿を絞ったためだ。しかし、その背景は実に深刻だ。急成長するネット広告に対し不信感が広がっている。

 発端は2017年1月、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の最高ブランド責任者、マーク・プリチャード氏が、ネット広告の業界団体「IAB」のコンファレンスで行ったスピーチにある。数値や効果の不明確さなど、ネット広告の問題点を指摘したスピーチは、欧米を中心に業界の大きな話題となった。

それ以降、「ブランドセーフティ」(ブランド価値を毀損するようなサイトに広告を表示しないようにすること)の問題、「アドフラウド」(人ではなくプログラムが閲覧するなどの広告詐欺・不正)など、ネット広告の負の側面が大きくフォーカスされた。

 その結果、P&Gと同様にデジタル広告への出稿を見送るグローバル企業が相次いだ。この影響を受け、電通は海外で思うように成長できず、厳しい決算を強いられたのだ。

テレビや新聞での広告収入が減っている中でネット広告は今後も含めて成長するだろうと私も思っていたので今回の記事を見て少しびっくりしました。

ネットでの情報拡散の良さも悪さも出た結果がネット広告の出稿現象なのかなと思いました。

これから広告はどの方向に向かうのかな?



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