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5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜 

2018年01月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の
「5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜/
 Mein Blind Date mit dem Leben」。

原作はスリランカのシンハラ民族の血を引く
ドイツ人のサリヤ・カハヴァッテ。

彼は15歳のころ、視力の95パーセントを失う。
高校を卒業し、ホテルで見習いとして働いたあと、
失明していることを何年も隠したまま、
接客業と美食調理法においてキャリアを積み、
15年もの間、盲目であることを秘密にして働く。

この体験を本にて、この奇跡の実話を
マルク・ローテムント監督が映画化。

キャッチコピーは、
”ぼやけた明日が、輝きだす…”。

サリヤ(コスティア・ウルマン)は真面目で成績優秀、
前途有望な学生として両親や周囲からの期待も大きかった。

しかし10代の時に突然、先天性の病気にて手術を
受けるも視覚の95%を失ってしまう。
学校の授業も黒板の字が見えなく悩むが、
彼の取った手段は、先生の言葉を一字一句そのまま
全部、暗記することだった。

優秀な成績で学校を卒業して、一流ホテルで働くという夢を
実現するために、誰もが無理だという中、サリヤは
一世一代の“大芝居”を打つ!
目が見えないということを隠して、ミュンヘンにある
最高級5つ星ホテルの面接に合格して研修生となる。

彼は一緒に面接を受けた
マックス(ヤコブ・マッチェンツ)を、
面接当日、遅刻したのを助けたのを契機に仲良くなり、
彼はサリヤが障害者だと気づき、
何かと、助けてくれるようになる。

調理場、フロント業務と苦労しながら
耳で、鼻で、触覚で、と視覚以外の感覚を総動員させて、
研修をこなしていくが、仕事だけでなく、
両親の離婚、家のローンの支払い、
恋人・ラウラ(アンナ・マリア・ミューエ)との仲違いと、
二重三重の重圧がのしかかって来る。

しかも、研修最大の難関は鬼教官の
クラインシュミット(ヨハン・フォン・ビューロー)の
バー研修のテストが控えていた。

さて、見えない目でカクテルを作り、グラス磨きを
どのようにしてクリアするのでしょうかね。

逆境にも負けない決然とした意思を持ったサリヤだが、
彼の秘密がいつバレるのかと、彼がアクションを起こす度に
ハラハラドキドキでサスペンス?映画の一面も楽しめました。

「もう、夢は諦めろ。現実的になりなさい。」、
「じゃあ”現実”って何?」。
本作は人生に於ける、「夢、挫折、努力、友情、恋愛」と
大切な事がすべて凝縮された、ハートフルな映画でした。



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いい映画がありますね。

yinanさん

つゆさん、おはようございます!

ドイツ映画もいいですね。
本作のマルク・ローテムント監督は
『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』の
監督だったとは知りませんでした。

遠い昔、ヒトラー関係の映画を観て、
ドイツ語に憧れ、勉強したことを思い出しました。
映画を観ていて、覚えている単語もあり嬉しかったです。

2018/01/24 08:05:29

最近のドイツ映画

さん

ここ数年ですが、
ドイツ映画に、いいものが多いですね。
観るのが怖いくらい、感動しそう。
あるいは、お前ももっと努力せい、
と思わせられるのかな、、?

2018/01/23 20:06:51

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