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般若苑のブログ

不死身のマイトガイ　

2018年01月17日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し

"「あっ、いけねえな」"  "そう思うのも束の間、 まっさかさまの状態になっていた"  "空中に放り出されている わずかな時間の中で、"    "「どこかに引っかかるところはないか」と 咄嗟に頭をかすめた"    "その瞬間、親父、おふくろ、それに兄弟の「あっ！」っていう顔がセピアカラーでパパパッと見えた"      "空中を泳ぐように 必死で二掻きし、"   "知らず知らずのうちに前方回転をしながら 柔道の受け身をしていた"     "スタッフの連中が真っ青になって 飛んできたよ"   "「大丈夫だ」といいながら、起き上がった  そのあたりから、ずっと記憶がないんだ"  ※※※  "ー寒い　"     "足元には、 映画のセットのスモークがたかれたのかと思うような 雲が一定方向にどんどん流れている   自分の身体もその雲に乗っているんだが、 前に進まない。足が動かない。 しかし、寒くて寒くてたまらない。"   "その時、目の前に、ボコーンと 黄色い穴が広がって 俺を迎えようとしている"    "あそこに行けば暖けえんだろうな 早くあの穴に入りたいよ"     「小林さ〜ん！」 「あっ、目が開きました！」 「気がつかれましたよ」  "気が付いたら35日間病院のベッドで眠っていたそうだ"    "病院のベッドで、 包帯に滲んだ血を使って、 日記にはこう書いたよ"    "俺は神を信じない"      "けれども、もしこの世の中に 神々と称するものが 存在するとするならば、"   "それらすべての神々に感謝しよう　"  （小林旭著『さすらい』新潮社より）  小林旭氏がこの大けがを負ったのは『黒い博打師』(1965年)撮影中でした     スタントマンを使わないのはアクションシーンだけではなく、    ギターも必死で習って、吹替えなし！    ※※※ 今回の写真の多くは、しろちゃんから送っていただきました。（撮影は旦那様） 写真１枚目から〜７枚目、10枚目の写真は、水木しげる追悼展の展示物    11、12、17、18枚目は、懐かしい映画のポスター展にて↓     13〜15枚目の神社の写真は、今年の西宮神社と、橿原神宮です↓ありがとうございました 

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