メニュー
最新の記事
テーマ
カレンダー
月別
- 2021年10 月( 19 )
- 2021年09 月( 1 )
- 2020年01 月( 1 )
- 2019年01 月( 1 )
- 2018年09 月( 1 )
- 2018年06 月( 1 )
- 2018年04 月( 3 )
- 2018年02 月( 1 )
- 2018年01 月( 2 )
- 2017年12 月( 1 )
- 2017年10 月( 1 )
- 2017年09 月( 1 )
- 2017年08 月( 2 )
- 2017年04 月( 1 )
- 2017年02 月( 1 )
- 2017年01 月( 1 )
- 2016年11 月( 1 )
- 2016年10 月( 1 )
- 2016年09 月( 3 )
- 2016年07 月( 2 )
- 2016年06 月( 2 )
- 2016年05 月( 2 )
- 2016年04 月( 3 )
- 2016年02 月( 2 )
- 2016年01 月( 2 )
- 2015年12 月( 2 )
- 2015年11 月( 3 )
- 2015年09 月( 2 )
- 2015年05 月( 1 )
- 2015年04 月( 2 )
- 2015年03 月( 2 )
- 2015年02 月( 2 )
- 2015年01 月( 3 )
- 2014年12 月( 2 )
- 2014年11 月( 2 )
- 2014年10 月( 4 )
- 2014年09 月( 4 )
- 2014年08 月( 4 )
- 2014年07 月( 5 )
- 2014年06 月( 5 )
- 2014年05 月( 10 )
- 2014年04 月( 15 )
- 2014年03 月( 13 )
- 2014年02 月( 5 )
107回 昭和39年1月 すべってころんでさあ大変
2018年01月10日
テーマ:テーマ無し
高校3年の年賀状が特等に当選したことで、「今年は良い年になるだろう。」と、私はウキウキしていた。
1月下旬の夜中から冷え込んだ翌朝、小さな庭の松の枝や石灯篭や垣根の上に、雪が降り積もっている。
庭の地面も真っ白で、前の路地も20センチ以上つもり、銀色に輝いていた。
愛犬がしっぽを振って呼んでいるので、私は長靴をはいて外にでる。
「初雪を、踏む嬉しさや、愛犬と。」と、頭に浮かんだ句を口にしながら、まだ足跡のついていない路地の雪の上を、気分よくサクサクと歩く。
その時、なんということでしょう、滑って転んでしまった。
そして、雪で隠れていた花壇のレンガの角で、膝を強く打ってしまいとても痛い。
玄関にもどり、ズボンのすそをめくってみると、1センチ角の皮膚が深くめくれて、下の肉が真っ赤だ。
恥ずかしいのだが、しかたなくいつもの病院で診てもらう。
「ひさしぶりじゃのう。」と、先生の顔は笑っていて、テキパキ消毒して薬を塗ってくれた。
私は苦笑いしながら、「今日はすべったけど、受験はすべらないだろう。」と思うことにする。
化膿止めの飲み薬をもらい、お礼を言って病院を出た。
帰宅し「二度あることは三度ある」ということわざを、私は思い出した。
もう一度すべったら、短大保育科受験をすべるかもしれないので、二度とすべらない様に注意することにする。
母は、昨日届いたダブルベットの上に置く、ベットパットらしきを作っている。
私のすべったことなど気にしていない様子で、「またなのー。」と思っているようだ。
その冬は雪が多かったので、担任が「雪の俳句をつくろう。」と提案する。
「・・・・・ 窓辺でおどる、雪ん子よ」までは思い出すが、上の句は不確か。
「トントンと」「こんこんと」だったかな?
その後、すべることなく、受験することになり、胸をなでおろした。
>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)
この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません