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生活感の無い部屋 

2018年01月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:一人暮らし

テレビが、我が家にやってきて、まず家具の配置が変わった。

配置どころか、ネットの映画を快適に見るモニターとして接続したので、本来のPCの画面としては当然大きすぎる。

結局主人が使っていた、ノートパソコンの出番となった。

ノートパソコンは寝室に置いてあるので、狭い家を何だか、一日中歩き回る結果となった。

運動不足の解消としては、結構なのだけれど。



半年前から、マンションの大型修理工事が始まって、今までベランダに置いてあった植木鉢や、物置にしまってあった道具などを、室内に持ち込むことになった。

主人の遺した品々を、感傷に浸る暇もなく処分するという、良い機会にはなったけれど・・。


更に、私の生活がすっかり変わったので、当然家具の位置も変わる。

一人暮らしで、これからもうパーティはしないだろう。

今までは、余り物は置かず、いつでもホームパーティくらいはできる生活だった。

ソファセットも置かず、テレビも無い。


私たち老夫婦にとっては、ビールが飲める大きな食卓があれば十分だったのだ。

私の中では、西洋の居酒屋にでも並んでいそうな、ごつくて大きな木製のテーブルのイメージである。

この家具を買ったとき、売り場のコーナーに、ブリューゲルの絵「農民の結婚式」が飾られていて、私はすっかりその気になったのだった。


とにかく、何も置いてない、生活感のない部屋だった・・。

今になってみると、どうやらこれは、主人の趣味だったのだ。


一人暮らしになって、いつの間にか家具が増えていく・・。

もう、パーティはしないからとばかりに、一人用のフライヤー、一人用のすき焼き鍋、一人用の鉄板焼き器、小さなものが、ごちゃごちゃと増えていく・・。


そして、とどめがマッサージチェアである。


これは小さくはないけれど、ちょっと届くのが、怖いような気分でもある。

「生活感」を、一気に飛び越えて、「終活感」満載になるのでは・・。



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吾喰楽さん

シシーマニアさん

一人暮らしになって、家具が増えたのは、たぶん結果論だったと思います。

今までが、なさ過ぎたのです。

その証拠に、私の唯一のテリトリーであるピアノ室は、以前から物がすぐに増えました。

時々、主人の視線で部屋を眺めて、断捨離をしなくては・・。

2018/01/06 22:59:47

喜美さん

シシーマニアさん

確かに、明日はわかりませんね。

でも「今、でしょ!」の気持ちで、我慢しないことにしました。

明日は明日の風が吹くと、信じて・・。

2018/01/06 22:56:48

つゆさん

シシーマニアさん

人生の先輩ですね。

「今はなんでもいい、ご主人のいない空間を埋めてくれるものなら」

実感が伝わってきます。

18年前ですか・・。
古希で一人になるのとは、又全然別の経験でしょうね。

2018/01/06 22:55:14

わが家の場合

吾喰楽さん

一人暮らしになって、家具が増えるとは、珍しいケースですね。

私の妻も、物を置くのは、好きではありませんでした。
勿論、一人暮らしになっても、増えていません。
衣類は、ブランド品ではありませんが、たくさん有りました。
作り付けのクローゼットの中は、ほとんど片付けました。
でも、押し入れの中に、衣装ケースが、たくさん残っています。
息子たちに、任せる破目になるかも知れません。

2018/01/06 19:58:29

便利でも

喜美さん

マッサージチェア私今は無用の長物に
成りました初めは便利にしてましたけれどペースメーカ入れた人使えなくなり我が家二人駄目 唯お座敷の隅に置かれたままです
電気釜も最新式買ってすぐ入院
退院前に娘が息子の家に持って行ってもらったとか。

2018/01/06 16:18:01

大規模修繕

さん

しばらく大変ですね。
終活と言ったら、普通は物を捨てていくことなのに。
思わずくすり。
今はなんでもいい、ご主人のいない空間を埋めてくれるものなら、テレビでも、友人との長電話でも、旅行でも。
18年前の自分を思い出しながら…。

2018/01/06 16:06:11

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