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小春日和♪ときどき信州

本・朱川湊人 「狐と韃−知らぬ火文庫−」 

2017年12月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
豪族の跡継ぎ・真桑が林で出会ったのは、異形な美しさを持つ女。真桑は女を納屋に匿い世話を焼くうち、次第に愛情を感じるようになる。ある夜、強引に女を抱いた真桑。幸福感に浸っていたが、翌日から女はまったく笑わなくなる。(サカズキという女) 細々と商いをしていた、腕の良い細工職人の広足。弟・浄足が、自分の細工で詐欺を働いていたと知り、言い争いののち、思いがけず殺めてしまう。誰にも見られていないはずだったがーー。(髑髏語り) 妻の初産を待ちわびていた広公。しかし産屋で産婆から手渡されたのは、蹴鞠のような肉の玉だった。広公は複雑な思いを抱いたまま、山の奥に肉玉を捨てに行くがーー。(舎利菩薩) 日本最古の説話集『日本霊異記』を、大胆かつ奔放に潤色! 直木賞作家・朱川湊人の新しい扉が開く!

サカズキという女
髑髏語り 
射干玉国 
夜半の客 
狐と韃 
蛇よ、来たれ 
塵芥にあらず 
舎利菩薩 

               

 読書備忘録 

どれもこれも読み応えのあるお話・・・

不思議で怪しい

「夜半の客」
やだ、キョンシーを思っちゃったわ。

「舎利菩薩」が後引いた。
子の誕生を待ちわびていたが生まれてきたのは泣かぬ、人の形ではない、肉玉のようなもの。
不吉の験のようなもので赤子とは思えぬゆえ、山の奥深くにでも、捨てるほうがよいだろう。
ただ、母親の多知波奈は肉玉を抱いて離さない。ついに夫の広公は妻の手から受け取り山中に入った。
泣きながら、次は人の形で、世に来るのだぞと、肉玉を収めた籠を置いてくる。
が、亡骸を野ざらしにしているのは忍びない、せめて墓でも。と夫婦で肉玉のところに行くと・・・
お話はここから始まります。

「目前に生きて在る命に何を見、何を学ぶかは、その人の心次第
それならば、少しでも善きものが見つけられるよう、人は精進の道を歩み続けなければならない」

むむむ朱川作品・・・

楽しめました。

★★★★☆

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