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八十日間世界一周 

2017年12月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

日本列島は寒気団にすっぽり覆われて、
寒い日が続いています。

寒さに弱い私はコタツで丸まって、
”冬来りなば春遠からじ ”とつぶやいていて、
ふと思ったことは
この言葉は漢詩からではなく、Shelley の詩の一行の
“If Winter comes, can Spring be far behind?” を
訳した言葉なんですね。名訳だなぁ〜。

とか、何とか考えていても、
冬は来たばかり、春は遥かに遠いですね〜。

今日の映画紹介は
『八十日間世界一周/Around the World in 80 Days』。
BSプレミアムで2017年12月14日(木)13:00〜放送。
フランスの作家ジュール・ベルヌの傑作冒険小説を映画化。

マレーネ・ディートリッヒ、フランク・シナトラ、
バスター・キートン…といった豪華スターの
ゲスト出演に加えて、世界各国の壮大な
ロケーションも楽しめるアドベンチャー巨編。
アカデミー作品賞など5部門受賞。

キャッチコピーは、
”二度と実現しない、まさに、これが超豪華娯楽大作”。

舞台は1872年のロンドン、まだ飛行機もない時代。
社交クラブで、英国紳士フォッグ(デビッド・ニーブン)は
ひょんなことから“80日間あれば世界一周できる”と
2万ポンドという大金を賭け、大冒険に出ることになる。

フォッグは女好きのパスパトゥ(カンティンフラス)を
従者に雇う。

この映画の成功は「ドン・キホーテ」の二人組の
コンビようなこの二人でしょう。
ニーヴンの苦虫を噛み潰したようような顔と、
カンティンフラスの間延びした顔の対照は
何もしなくても、笑いを誘いますね。

フォッグその日のうちにパスパトゥを連れて出発するが、
なだれのため汽車が動かず。
”鳥なら山を越えていけますがね。
不可能ではありません”、素晴らしい方法が”と、
買い取った気球でスペインへに到着。

タンジールの豪族の
アフメッド(ギルバート・ローランド)に、
マルセイユに行くまでの船の手配を頼むが、
闘牛の踊りでバーを沸かせたパスパトゥを気に入り、
彼を闘牛士にさせるが…。
まぁ〜、この迷演技は笑えますね。

何とか、2人は手に入れた船でスエズへと向かい、
やがてインドに到着。
ここで、アウダ姫(シャーリー・マクレーン)を助け、
香港経由で日本からアメリカへ。
果たして、フォッグは、賭けに勝てるのでしょうか?

日本のシーンも面白いですね。
日本では1955年(昭和55年)12月から翌年1月に
かけて、鎌倉や京都の平安神宮で撮影しています。
画面では歌舞伎の舞台にパスパトゥが登場。

各地の当時の風景に加えて、大スターが端役で
出演していますから、目を皿のようにして見て下さいね。
ちょっとだけ、どのシーンか内緒で教えましょう。
まず、私が大好きなマレーネ・ディートリヒが
アメリカの酒場の女主人役で出演。
当時54歳ですが、見事な脚線美は眼福です。

又、酒場でピアノを演奏していて、
チラッと振り返る男はフランク・シナトラです。
などなど、ワクワク、ドキドキの世界旅行。

もう一つ、忘れてならないのは、テーマ曲。
ヴィクター・ヤング作曲、
ヴィクター・ヤングオーケストラ演奏による
主題テーマ曲♪♪Around the World♪♪。
格調高く優雅な曲調は耳に快いです。

製作はマイケル・トッド。
監督はマイケル・アンダーソン。
1956年(昭和31年)製作。



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