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ティファニーで朝食を/ 

2017年12月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「ティファニーで朝食を/BREAKFAST AT TIFFANY'S」。
BSプレミアムで2017年12月11日(月)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

原作はトルーマン・カポーティ。
カポーティは、マリリン・モンローを主役にする条件で
映画化を了承した。ところが、出演オファーを受けた
モンローは、コールガールを演じることに難色を示して断る。
白羽の矢が立つたのがオードリーだった。

”わけもなく恐怖感に襲われる。
そんな時はタクシーに飛び乗りティファーに行くの
あの誇り高き静寂が安らぎを与えてくれるわ”と、

冒頭、夜明け時、人っ子一人いない五番街に
タクシーが止まり、♪ムーン・リバー♪の
メロディーが流れる中、シックな黒いドレスに
身を包んだオードリーが、ティファニーの
ウィンドウに佇み、コーヒーを飲みながらデニッシュを
頬張るシーンは情緒がありますね。

ホリー(オードリー・ヘップバーン)は
ニューヨークのアパートに、”猫/キャット”と言う
名の猫と住んでいるコールガール。

鍵をなくす癖があり。階上に住む日本人の
芸術写真家ユニオシ(ミッキー・ルーニー)に
いつも、開けてもらっていた。
(彼は日系アメリカ人の設定。黒ぶちの眼鏡、出っ歯、
着物姿には日本人に対する偏見が垣間見えます)。

ホリーの念願は“ティファニー”のようなところで
暮らすこと。ある日、ホリーのアパートに
ポール(ジョージ・ペパード)という青年が越してきた。

作家ということだが、室内装飾と称するパトロンの
中年女がいつも一緒にいて、夜半に帰って行く。

ポールはホリーと親しくなる。
”君はね…、臆病者の意気地なしだ。
現実を受け止められられないんだ。
人間は愛し合う、そして求め合うのさ、幸せを得るために”
と、言うポールにホリーは惹かれる。

見所は、やはり、アパートの窓辺で物憂げに
♪♪Moon River♪♪をギターを爪弾き、口ずさむホリー。

ヘンリー・マンシーニが作曲したこの曲は
アカデミー音楽賞を受賞。

♪♪ムーン・リバー、1マイルよりもっと広い河。
 いつか私は胸をはって、あなたを渡ってみせるわ。
 私に夢を与えて来たのはあなた、
 それを破って来たのもあなた。
 あなたが何処に流れて行こうとも、私はついて行くわ♪♪

変な日本人を演じた、ミッキー・ルーニーは
あの美人女優のエヴァ・ガードナーと
1年間の結婚生活を送っていたとは、やはり変な日本人です。

1961年(昭和36年)公開。
監督はブレイク・エドワーズ。

P.S
同じチャンネルで21:00より、
「グランド・マスター」が放映されます。
トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン、
マックス・チャンと豪華メンバー登場。
カンフーアクションが好きな人はぜひ、観て下さい。



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