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吾喰楽家の食卓

庭いじりと料理 

2017年12月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

先週の土曜日から始めた庭いじりが、昨日で終わった。
三日間も頑張ったのには、訳がある。
今日、国立劇場へ歌舞伎を観に行くからだ。
その前に、終わらせたかった。
今回は、庭木の枝抜きが主な仕事だった。
石榴から始めたが、花梨、白木蓮、木香薔薇と続けた。
枝を切ること自体は、大した手間ではない。
細かく切って、四十五リットルのゴミ袋へ入れるのが厄介だ。
三日間の成果は五袋だったが、今日は可燃ゴミの収集日なので丁度良い。

庭の仕事は、午前中で片付けたので、昼餉の支度は、楽しみながら遣ることができた。
前日、ビンナガマグロの柵を買って、六割ほど刺身で食べた。
残りは、山葵醤油に漬けておいた。
食べ方は決めていなかったが、ヅケ丼で食べることにした。
酢飯にするか、少し迷ったが、今回は酢を使わなかった。
器に解凍したご飯を盛り、焼き海苔をちぎって並べ、マグロを乗せ、金胡麻を散らした。
刺身だと今一のマグロだが、ヅケにすると水っぽさが抜け、コクのある味は中々いい。
汁物は、ワカメの澄まし汁にした。
何れも、簡単に作れたが、満足感の高い昼餉だった。

午後は、部屋の片づけをしながら過ごした。
夕餉は、先日、息子の家で作った、茹で落花生を使った炒め物にした。
同じ食材は、落花生とパプリカだけで、他は有り合わせである。
味は上々だが、人参を使ったのは、失敗だった。
赤いパプリカの前に、影が薄くなってしまった。
今回、鶏モモ肉の代わりに、黒豚のモモ肉を使ったが、大正解だった。
と云っても、鶏より豚が良いという訳ではなく、下ごしらえの成果だ。
豚肉を清酒で軽くもみ、片栗粉を少しまぶしたことで、軟らかく、ねっとりとした食感に仕上がった。
息子の家でも、同じ処理をしたかったが、片栗粉が無かったのだ。
今回、決して納得した出来ではないが、及第点は付けられる。

   *****

写真
12月4日(月)の昼餉と夕餉



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