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独りディナー
技巧的な、余りに技巧的な。
2017年11月18日
テーマ:音楽
最近、仕事の関係で、バラキレフの「イスラメイ」というピアノ曲を調べている。
演奏上最も困難な作品として、この存在を知ったのは、何時のことだったか、もう記憶には無い。
多分、高校生の頃だろう。
当時は、ネットという便利な存在が無かったから、調べ物も簡単では無かったけれど。
高校の図書館で調べたのかも知れない。
普通高校だったけれど、図書館はそれなりに充実していて、余り友人の居なかった私は、よく放課後には、図書館に入り浸っていたものだ。
当時出場したコンクールで、課題曲として提示された曲が、やはり演奏至難な、ブラームスの「パガニーニ変奏曲」だった、その繋がりだったのかも知れない。
薄れていく記憶を、再確認したり、照らし合わせてみたり、そんな相手がもはや居ないことが、こんな時こそ寂しい。
教育ママの走りだった母なら、きっとその頃の記憶を共有できただろうに・・。
ラベルが、「イスラメイに匹敵する様な、難曲を」と意識して作曲したと言われる、「スカルボ」を勉強した時は、既に大学在学中だった。
当然色々と、図書館で調べた事だろう。
今、じっくり「イスラメイ」を研究していると、「スカルボ」との根源的な相違に、いやでも気づかされる。
つまり、前者は曲芸品であって、後者は芸術品である。
それでも、未だにこの曲を演奏する人が絶えないのは、腕自慢をしたい人と、曲芸に魅せられる人との、需要と供給のバランスと言おうか・・。
ユーチューブで、演奏を探すと、ロシアのピアニスト、ベレゾフスキー等は、やはり魅力的である。
そのテンポの速さからくる、超絶的な曲芸を見事にこなし、その上美しさも、まぁ伝わってくる。
一方、若かった頃のランランの演奏は、曲芸という以前に、技巧的な楽譜に忠実で、曲を研究するものにとっては聞き易い。
それにしても、この曲と、今頃になって深く付き合うことになるとは、なぁ・・。
付き合いが、深まる一方で、私の中では、ラベルの作品「スカルボ」が、人恋しく思い出されてくる。
私が、卒業試験で弾き、デビュー・リサイタルでも弾いた、思い出深い曲だから。
でも、私には魅力が感じられない、リスト作品も、世の中にはファンが沢山居るし、国際コンクールまであるのだ。
この曲だって、「只、技巧的な、」という風に、一言で片付けるべきでは無いのかも知れない。
「イスラメイ」に飽きてきた者の、単なる愚痴に過ぎない。
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コメントありがとうございました。
私も、難曲は60才を過ぎてからは弾きません。
というよりは、弾けませんね。
体力や、身体のバランス感覚が、年齢と共に勿論変化しますので・・。
2017/11/19 19:10:54
スカルボ
抑揚があって、怪しい感じが好きな曲です。
ランランは、今のNHKの大河ドラマのテーマ曲を弾いていますね。
難しい曲は、私はもっぱら聴くだけですが…(^_^;)
2017/11/19 11:16:07