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ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 

2017年11月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』。

原作は「科理の鉄人』を手がけた
作家・田中経一の「麒麟の舌の記憶」を、
滝田洋二郎監督が映画化。

1930年代の満洲で、
天皇の料理番が考案した、幻のフルコース。
歴史に消えたレシピの謎を追うのは、
どんな昧でも再現できる.
絶対味覚=騏麟の舌を持つ料理人。
最後の一皿に隠さされた、壮大な愛とは?

キャッチコピーは
「現代と戦前。二つの時代に現れた、
二人の天才料理人。ラストレシピ―それは、
失われた70年をつなぐ、壮大な愛のメッセージ」。

依頼人の「最後に食べたい料理」を
再現して高額の報酬を得る、
「最期の料理人」の異名を持つ佐々木充(二宮和也)。
彼はすべての味を記憶し再現することのできる、
絶対味覚=麒麟の舌の持ち主である。

幼少期に両親を亡くした充は、
同じ境遇の柳沢健(綾野剛)と、共に施設で育ち、
料理人になり、レストランを営む。

しかし、味にこだわるあまり、経営に失敗して
多額の借金を抱え込み、借金返済のため金さえ貰えば
何処にでも出かけ、出張料理人として稼いで返済していた。

そんなとき、中国料理界の重鎮の
楊晴明(笈田ヨシ)から、おもがけない依頼が来る。

その依頼とは、かつて満州国で日本人料理人の
山形直太朗(西島秀俊)が考案したという、
伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」の
レシピの再現であった。

楊は、かつて山形の調理助手としてメニュー作成に
協力していたが、太平洋戦争開戦によって消息を絶った
助手の鎌田正太郎(西畑大吾)と、ともに
レシピ集も行方が分からなくなったと充に話す。

そして驚くべきことに、
山形もまた充と同じ絶対味覚の才能を持っていたという。

「直さんの舌はまるで麒麟の舌だな」
”僕の舌はそんなに長くないよ”
「違う違う、そっちのキリンじゃないよ。伝説の麒麟。
一度味わった味を必ず再現できる料理人が、
この世の中にはいるって。そういう人は、
『麒麟の舌』を持っている料理人というって」
と、楊は山形との会話を伝える。

太平洋専横開戦直前の満州国で、山形は
三宅太蔵陸軍大佐(竹野内豊)の命令で
「大日本帝国食菜全席」のレシピを作るために
妻の千鶴(宮崎あおい)の助けを得て心血を注いでいた。

なぜ料理は発表されないまま歴史の
闇に消えてしまったのだろうか…?

依頼を受けて、充は70年の時を超えて、
消えたレシピの真実へと辿りつくことができるのだろうか?

単なる料理映画化と思ったら、とんでもない、
”レシピ”を探し出す、ミステリアスな展開に加えて、
昭和初期と平成の時代を料理をキーワードに、
見事にリンクさせて、
「料理とは」と、考えさせられる映画でした。

ところで、皆さんは「最後の晩餐」ならぬ、
「最後の食事」は何をご所望されますか、
”カレーライス”、”豚カツ”、”とんちゃん”、
”肉じゃが”などいろいろありますが、

私は「最期の料理人」の世話にならなくても、
シンプルに、アツアツのご飯に生卵でOK!
そうです「卵かけごはん」を食べて、
「最後の食事」としたいですね。

しかし、料理で泣くとは思いもよらなかった。
隣の女性が爆泣きするものですから、
こちらもついつい…。今から観られる人は
ハンカチを用意してお出かけください。



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