メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

ひまわり 

2017年11月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「ひまわり/I GIRASOLI」。
BSプレミアムで2017年11月13日(月)13:00〜放送。
タイトルの「ひまわり」とは裏腹に戦争の悲劇を描いた映画。

監督は「靴みがき」、「自転車泥棒」、
「昨日・今日・明日」に「ああ結婚」と
喜劇映画に戦争が庶民に与える苦しみを描いた作品で
有名なヴィツトリオ・デ・シーカ。

キャッチコピーは
”すべての日本人が涙した、映画史上最もせつない
愛の物語がよみがえる”。

第二次世界大戦中、お針子の
ジョバンナ(ソフィア・ローレン)と
電気技師のアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、
ナポリの海岸で出逢い、恋に落ち、
「結婚…、休暇が12日もとれる。その間に戦争も終わりよ。
イタリアで暮らせるわ」と結婚する。

新婚旅行の計画を立てたが、アントニオの徴兵日が迫っていた
彼は精神病を装い、徴兵を逃れようとしたが、バレてしまい
酷寒のロシア戦線に送られてしまう。

厳寒の中で、仲間は次から次へと死んでいき
彼も死の一歩手前でソ連娘の
マーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)に助けられる。

一人イタリアに残され、アントニオの母(A・カレナ)と
暮していたジョバンナのもとへ、
夫の行方不明という、通知が届いた。

彼女は、アントニオに会ったという
復員兵(G・オノラト)の話を聞き、
ソ連へ出かける決意を固めるのだった。

この映画を忘れがたいものにしているのは
悲劇的なシーンで流れるテーマ曲。
作曲者は「ティファニーで朝食を」、「酒とバラの日々」の
ヘンリー・マンシーニ。

涙なくしては見られないシーンは
アントニオがマーシャと娘を残して一時帰国して
ミラノに住むジャバンナを訪ねるが、
”もう昔とは違うわ
あなたには別の女、私には別の男、それだけよ” 。

当時のソ連で、西側の国がロケをするのは難しかったが、
制作責任者のカルロの熱意に当局側も折れ、
ロケが実現しただけに、当時のソ連の様子が判るのも
見所?ですね。

1970年(昭和45年)制作。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

今晩は〜!

yinanさん

シシーマニアさん、

本作はヒューマン・ドラマの名作と言われるだけに、
名場面がたくさんあります。

その一場面にソ連で結婚したマーシャは言いますね。
”アントニオは忘れたのです、何もかも名前もです”と、
そして、再会する二人を無言で見つめる顔の
悲哀に満ちた様子に、悲しみが伝わって来ます。


つゆさん、

戦死者が眠る上に咲く「ひまわり」。
象徴的な表現ですね。

私は、戦争で多くの人が犠牲になった戦地も、
今は一面の「ひまわり」が咲き誇るシーンは
平和を示唆していると理解しました。

ジョバンナもアントニオも、
それぞれ家庭を持ち、「ひまわり」のように、
明るく生きよと希望を込めているのでしょうか。


Babanさん、

職場から電車で自宅近くの駅に戻ったアントニオは、
ソ連まで自分を探しにやって来たジョヴァンナの姿を
見て愕然としますね。

泣き崩れて電車に飛び乗ったジョヴァンナは、
持ち歩いていたアントニオの写真を落とす。
拾ったアントニオの心の奥から感情が
溢れ出てくる顔の表情が、なんとも言えないですね。

2017/11/14 18:15:50

今でも泣けます

さん

ロシアの駅で、ローレンがホームで、ばったりマストロヤンニに出会って、泣きながら電車に飛び乗ってミラノに変えるシーンは、今でも泣けます。

2017/11/13 15:41:02

一面のひまわり

さん

その下には……
何があるのか、後から聞いて、ようやく
あの映画の意味することを知りました。

2017/11/13 08:31:38

私も、

シシーマニアさん

涙した、日本人です。
若いときに見た映画は、色々なシーンが記憶に残っていますね。
又見たい映画です。

2017/11/13 08:31:26

PR







上部へ