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「九段会館の建て替え」は東急不動産が落札 

2017年10月28日 外部ブログ記事
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今朝の日経新聞に下記のような記事が掲載された。
東急不、九段会館を建て替え 城郭風は保存

管理人はブログ記事「九段会館の保存調査始まる」にアップしたが、戦争遺跡として保存すべきとの立場から元日本遺族会会長古賀誠氏に電話をしたことがある。
イメージパースを見ると地下式公衆便所とレンガ塀は壊され、「弥助砲」は記念石碑の傍に移動されると考えられる。
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東急不動産は九段会館(東京・千代田)を地上17階建ての高層ビルに建て替える。
特徴である城郭風の建築様式を一部残しつつ、高さ約75メートルの複合ビルを新築する。
2022年7月に完成し、22年度中に開業する予定だ。東日本大震災による天井の崩落事故で廃業して以来、約10年ぶりの開業となる。
城郭風の建築様式を残しながら高層ビルを建てる(イメージ)
(注)管理人
右側は昭和館。左側は九段坂病院と併設する千代田区高齢者総合サポートセンター「かがやきプラザ」


 財務省関東財務局が9月に実施した入札で、東急不が九段会館の土地・建物を落札した。東急不が既存建物を買い取り、広さ約8700平方メートルの土地は定期借地権方式で国から70年間借りる。契約期間は18年3月から2088年2月まで。金額は18年3月の契約締結後に公表する。
 保存部分を含めた建物の延べ床面積は約6万8000平方メートル。このうち保存部分の建物は店舗や宴会場、カンファレンスセンターやシェアオフィスとして利用する。新築する高層ビルは店舗やオフィスとして使う。
 九段会館は近代的な鉄筋コンクリートのビルに、日本の伝統的な瓦屋根をかぶせた「帝冠様式」と呼ぶ和洋折衷の建築様式が特徴だ。千代田区の景観まちづくり重要物件に指定されている。東急不は帝冠様式の建物北東側を保存しながら、地上17階・地下3階の建物を新築する。建築費は300億円程度とみられる。
九段会館は80年以上の歴史がある1934年帝国在郷軍人会が「軍人会館」として建設・完成45〜57年連合国軍総司令部(GHQ)が接収・使用57年〜国が日本遺族会に無償貸付。遺族会は「九段会館」として運営2011年3月東日本大震災による天井崩落で死亡事故4月日本遺族会が九段会館の廃業と土地・建物の国への返還を決定16年9月財務省関東財務局が九段会館の土地・建物の処理方針を決定17年9月東急不動産が土地・建物を落札22年7月新たな複合ビルが完成予定22年度中新たな複合ビルが開業予定 戦前に予備役の訓練などに使う「軍人会館」として建設され、戦後は連合国軍総司令部(GHQ)が接収。接収解除後は国が日本遺族会に無償貸与し、ホテルや結婚式場、貸しホールとして運営してきた。
 ただ11年の震災による天井崩落で死亡事故が発生。日本遺族会は九段会館の廃業と、土地・建物の国への返還を決めた。関東財務局は16年9月に土地・建物の処理方針を決定。一部を保存しつつ、敷地を借りて高度利用する事業者を入札で決めることにした。
 建て替え後も国は新築ビルの低層階の一部を購入し、日本遺族会に無償で貸す。遺族の福祉目的の事業などに利用される計画だ。建物南西の堀側には遊歩道を設け、一般に開放する。内堀通りと遊歩道を行き来できるようにし、地域のにぎわいを創出する。
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