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脳科学と集中力 

2017年10月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

脳科学の本を読んでいると面白いことが次々でてくる。例えば「集中」について。脳科学では、集中とは、脳が動いていない状態の事らしい。集中すると他のことが見えなくなる、これすなわち集中しているから起きる現象。まあ、言われてみれば納得する。 『集中』とは機能の「偏り」であると定義している。 人が集中している時、脳のどの部分が活動しているかを調べた実験があります。その結果、通常時の脳は広範囲にわたり、あらゆる部位が活動しているのですが、集中すると作業に必要な一部のみが活性化し、他の部位は活動が低下している事が分かりました。つまり、『集中』とは脳の活動を低下させ、一点に集中する事で起きる現象だったのです。 脳を一つのメモリと考えてみましょう。 「見る」「聴く」「話す」「判断する」「歩く」「記憶する」「計算する」など、様々なタスクを同時に処理すると、メモリは分散され、動作は遅くなります。パソコンもそうですよね。ワードと、エクセルと、ついでに動画など同時に開けたらめっちゃ重くなりますよね。しかし、いらないタスクを停止させ「記憶する」だけを残すと、全てのパワーを「記憶」にのみ特化する事が可能。『集中』とは不必要なタスクを停止させることなんです。これを踏まえれば、集中力を高める方法もわかってきます。 一つは、雑音をカットすること。 二つ目は、自己報酬神経群を逆手に取ること。自己報酬神経群とは、目標を達成した時にもらえるご褒美を目指して、活発に活動する脳の部位。目の前のエサに向かって走る原動力となる場所です。しかし、この自己報酬神経群は、「目標を達成した時」ではなく、「達成が見えてきた時」に活動を停止します。ですから、ゴールを一歩、奥に設定する必要があります。たとえば、1日に英単語100個を覚える事をゴールとすると、後半で集中が切れてしまいます。脳はそんな仕組みなっているのです。ですから、100個の英単語を覚えようと思うならノルマを150個にするのです。しかし、集中にも当然限界があります。そのサインは「飽き」です。飽きは、実は脳の疲れのサインなのです。疲労回復には、当然休息が一番ですよね。脳が疲れているのに、無理して集中しようとしても集中力は無くなる一方です。飽きたらもう休むしかありません。疲労から回復するには、10分から20分の仮眠を取るだけでいいのです。 集中する内容を変えるのも効果的です。休憩する時間すら惜しい場合は、とりあえず飽きモードから脳を脱却させなければなりません。今してることと、別の事をするのです。勿論一時だましの方法ですから、結局どこかで休憩は取らなければいけません。   にほんブログ村

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