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小春日和♪ときどき信州

本・吉田篤弘 「遠くの街に犬の吠える」 

2017年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
「遠吠えを、ひろっているんです」彼は水色の左目を光らせた。……消えていった音、使われなくなった言葉を愛し収集する人たちと作家・吉田さんの小さな冒険譚。


               

 読書備忘録 

表紙が素敵 雲
装幀はクラフト・エヴィング商會

いきなり xxx で始まって・・・な、なに!?

日替わりでいろんな幽霊が出るくらい古びたビルにある一六書房
いろいろと事情が分かってきて・・・

眼鏡が曇るって話に・・・ほー。
人の気配?見えなくなった人魂だけになってしまった人
そこを知らず知らずに通過してしまう・・・おー。

代書屋の夏子さんの話に・・・えーっ!
事情が分かって、なんか切ない。

冴島君の左目が水色なのは、センターフライが直撃したから。
その冴島君は研ぎ澄まされているのでしょう。
冴島君じゃないから、遠吠えも、オーケストラのようにいくつも重なって響く声は聞こえなくて、だから、怨念とか、ではなく無念もわからない。
実態がないもの・・・幽霊か?
視覚を放棄したときに聞こえるって、やはり見えない者・・

みんなつながっていた。

わくわく読んでいたら、わくわく終わっちゃった。

★★★★★

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