メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 

2017年09月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は秋分の日。
”祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ”日なので、
お墓参りに出かける人も多いでしょう。

又、今日は昼と夜の長さが等しくなる日。
そう言えば、先日の台風で銀杏がたくさん落ちていて、
それを見て、秋だなぁ〜と感じたことでした。
しかし、何だか昔の秋に比べて、日中の気温が高いので
秋のイメージが薄いような気がします。
と、言っても朝晩の冷え込みを感じる今日この頃、
衣替えの準備でもしましょう。

今日の映画紹介は
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」。
BSジャパン2017年9月23日(土)18:30〜放送。
一年前の9月に紹介していますが、
一年経つのは早いですね。
本作は寅さんシリーズの第25作目。

キャッチコピーは
”ほら、あんまり海が青くて あんまり空が澄んでいたので
俺とリリーは つい 夢を見たのよ……”

『男はつらいよ』のリリーさんは、
第11作『寅次郎忘れな草』、
第15作『寅次郎相合い傘』、
第25作『寅次郎ハイビスカスの花』、
第48作『寅次郎紅の花』の、4回出演しています。

私は寅さんシリーズの中では本作が一番好きですね。
何故なら相思相愛の2人が一番幸せに
輝いていますから、まぁ〜、結末は結婚させると
シリーズが終わりますから想像出来ますけどね。

寅さんが柴又へ帰って来た時、
リリー(浅丘ルリ子)から寅次郎へ手紙が届く。

沖縄での仕事中に倒れ、
”死ぬ前にひと目寅さんに逢いたい”と書いてあった。
リリーの願いを叶えるため、
飛行機嫌いの寅さん、死ぬ思いで何とか那覇へたどり着く。

寅さんは病院通いをして懸命にリリーを看病する。

  寅:”何だ。おまえ、おめかしなんかして、
     どうかしたのか?”
リリー:”二枚目が訪ねて来るんだもの”
  寅:”誰が、い、いつ来るの?”
リリー:”もう来てるよ”
  寅:”え、ど、どこに?”
リリー:”私の目の前”
  寅:”バカだなあ、お前。
    そういうことこと言っちゃいけないよお前、
    カタギの衆が本気にするじゃないか、
    バカだなあ ほらあ、ほらあ、へへへへ”

と、リリーは冗談を言えるほど元気になり退院する。
二人は療養のために漁師町に部屋を借りる。
寅さん、その家の息子、高志(江藤潤)の
部屋で寝起きするようになり、

リリー:”私、一度聞きたかったんだけど”
  寅:”何を?”
リリー:”あんた、今までに誰かと
     所帯持ったことある?”
  寅:”そういう過去はふれない方が
     いいんじゃねえか、
     お互いにいろいろあるからさ”
リリー:”私はあるよ、所帯持ったこと”
  寅:”オレ知ってるよ、うん”
リリー:”寅さん、どうなのさ”
                 
  寅:”いいじゃないの、いまぁ〜”
リリー:”白状したっていいだろう”
  寅:”だから、つまりさ、
     こっちがいいなあって思っても、
     向うが良くないなあ〜と思う事があるしさ。
     要するに、
     いつも振られっぱなしっていうことだよ。
    フフ…、そんなことまでオレに言わせんのか、
    バカ。さ〜もう寝よ”

と、気を許し合って夫婦の様に仲良く暮らすのだが、
二人の愛は果たしてどうなるのでしょうか…。

お互いに渡り鳥の2人、
羽根を休めるいい機会だったのに、
やはり定住までいかなったようですね。

寅さんの”世帯を持つか”の言葉を
リリーは素直に受けとれなかったようです。

1980年(昭和55年)制作。
監督・原作・脚本は山田洋次。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ