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テレビを買いに行って思ったこと 

2017年09月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

老眼が進み、小さなテレビを見るのが辛くなったのでそろそろ大型に変えようとヨドバシに行った。並べられた商品8kやら4k予想していた値段の倍、いや3倍ほどのテレビが沢山並べられている。こんな高いのじゃなく、ただ、今持ってるテレビより大きくなればいいんだ・・・そんな気持ちで店員さんに希望を告げるとそんなテレビはないという。無い????今家にあるテレビの仕様を伝えただけなのに、無いと。メーカーが作っていないと。はあ????意味が分かんな。ちなみに希望は、内臓ハードディスク、録画の再生を早送りでも音声が聞こえる。唯一この二つだけ。それがないという。最近のテレビは。録画は別に外部機器を取り付けるタイプで、テレビ単体を購入しただけでは録画できないと。早送りの再生も1.2倍が最高とか。どうも信用できないので、購入をあきらめ帰宅し調べなおしてみたら、大筋で店員の言ってることに間違いはない。不要な(メーカーが考える)機能はすべてコストカットで取り外し、ただ、もう画質と音声にその勢力を注いだ。高画質テレビ、それが今の主流これでは、日本の家電、そりゃ衰退するはずだ。目の付け所がまったく(陳腐)だ。これ以上画質やら、音声良くして、それを理由に値段をドカンと挙げて、需要があると思っているのだろうか。そこで思い出したこんな記事があったことを。----------------------- 8Kテレビと4Kテレビを見比べる機会があった。フルハイビジョンテレビは2Kで、4Kは2Kの4倍、8Kはさらにその4倍の画素がある。従って8Kテレビは画面が4Kの4倍、2Kの16倍、高精細なのである。  しかし8Kと4Kはぱっと見ても、それほど違いは分からなかった。「細かい字を虫眼鏡で見てください」と言われて、近づいて虫眼鏡を当てて見たら、なるほど違う。遠目にはともにつぶれているように見えたローマ字が、8Kでは読めた。  8月末にシャープが、世界に先駆けて液晶の8Kテレビ・モニターを発売すると発表したときの体験である。同社が開発した約3300万画素の8Kテレビは美しい画像を映し出し、素晴らしい技術の成果である。  だが、ふと思った。虫眼鏡で分かる差は、商品としてどのくらいの付加価値があるのだろうかと。売り出すのは70インチ型で、まず10月から中国で発売して、日本は12月からで想定小売価格は100万円前後という。  「4Kの最初の投入価格が約80万円だったので、8Kの魅力を加味すれば、妥当な価格」と、喜多村和洋TVシステム事業本部副事業本部長は説明した。  100万円で発売しても、内外の競合メーカーが遠からず追いかけて、たぶん激しい価格競争になるだろう。2K、4Kのテレビで繰り返されてきた。  テレビは、ブラウン管時代とデジタル化した現在の薄型とでは、似て非なるものである。  小学館の「戦後史年表」によると、1953年に白黒テレビの本放送が始まった。ちなみにその年、シャープが国産第1号の白黒テレビを発売した。カラーテレビの本放送開始は60年で、カラーテレビ、カー、クーラーの3Cが「新三種の神器」と言われたのが66年である。  当時のブラウン管テレビは、憧れの家電で、持つことが一種のステータスシンボルだった。重厚な木製キャビネットのテレビもあり、居間を飾るインテリアでもあった。まさに「家電の王様」で、家電メーカーの看板商品といえた。  現在の薄型のデジタルテレビは技術が平準化したため、同質化して差別化が難しい。消費者を引き付けるには画素数の競争になる。4Kテレビは2011年末から登場し、13年には世界的に市場が急拡大し始めたが、早くも業界は価格競争に入った。  今や東京の量販店では、50型4Kテレビが店のポイントによる実質値引きも含めれば、税込み13万円台でも買える。有機ELの4Kテレビも1年前と比べて半値程度の30万円台の製品が出回っている。  店頭を見ると、どれも外観は薄い黒枠で画面を縁取るデザインで、画質もほとんど同じ。メーカー名を隠したら、よほどのマニアでなければ区別できない。テレビは今や値段で勝負するコモディティ(日用品)である。  4K、8Kの国内での本放送は18年からだが、その前に4Kテレビは早々と値下がりした。8Kも同じ道が予想され、画素数競争の先は見えている。  圧倒的なシェアがないと、コモディティ化したテレビ単体では、高収益は期待できない。発想の転換が必要だ。シャープの西山博一取締役は「さまざまなシステムでの展開」も模索している。今やテレビを一つの構成要素と割り切り、ソフトも合わせた斬新な事業モデルを生み出すときではないか。(ジャーナリスト 森一夫) --------------------------------思うことは誰もが同じだ。発想の貧困さからどのメーカーも抜け出せないでいる。とりあえず今は画質、それしか思いつかないから画質を・・・・これじゃあ、先細りは誰が考えても見えてくる。一度(ガラガラポン)の発想をしてみる必要がある。テレビは見るもの、その先入観を外すと、意外に面白い発想が出てくるかもしれない。今顧客が何を求めているのか、その市場調査はしているはずだ。顧客がこれ以上の画質を求めているなんて、メーカーは本気で考えているのだろうか。もしそうだとしたら、日本のテレビ産業は間違いなく外国のテレビに潰されるだろう。にしても、、悩ましいのはどのテレビを買うかだ・・・・(汗)   にほんブログ村

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