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あん 

2017年09月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

広島が阪神戦に勝ち、2年連続8度目の優勝。
下位チームのクライマックスシリーズ(CS)の
争いが面白いですね。

今日の映画紹介は「あん」。
BSプレミアムで2017年9月19日(火)21:00〜放送。
2015年5月に観た時の感想文。
以前、紹介しているので再掲です。

「あん」とは勿論、「あんこ」の「あん」。
甘い物大好きの私は、
特に大福もちには目が有りません。
でも、ここでの「あん」はどら焼きでした。

原作はドリアン助川。監督は「萌の朱雀」で
カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を、
「殯の森」では同グランプリを獲得した河瀬直美。

キャッチコピーは
”やり残したことは、ありませんか?”

小さな町の小さなどら焼き屋「どら春」の
やとわれ店長・千太郎(永瀬正敏)の店に、
ある日、求人募集の張り紙を見た
徳江(樹木希林)という76歳の女性がやって来る。

断る千太郎に徳江は
翌日、自分が作った「あん」を持参。
いやいや受け取った千太郎はそのままゴミ箱へ
ポイするが、思い直して一口食べて、
その美味しさに驚き、再び訪れた徳江に
どら焼きの粒あん作りを任せることに。

千太郎は徳江から「あん」のレシピだけでなく
自分の過去と向き合う姿勢をを学ぶのだった。

その「あん」の味が評判となりあっという間に
行列が出来る店となり大繁盛。

そんな中、徳江はどら焼きの出来損ないを
もらいにくる女子中学生・ワカナ(内田伽羅)とも
親しくなっていく。

しかし、かつて徳江がハンセン病患者だったことが
近所に広まり、客が一気に離れてしまう。
この状況に徳江は店を去り、
千太郎やワカナの前から消えてしまうのだった…。

樹木希林は若い時からTVドラマ
『寺内貫太郎一家』以来、老け役専門でしたが、
最近は地のままで八面六臂の大活躍。

先日紹介した「駆込み女と駆出し男」では
三代目柏屋源兵衛 の役で、
又、6月13日公開の「海街diary」では 菊池史代の役と
網膜剥離とか乳がんとか満身創痍の身体なのに
これだけ出演しているのは驚きです。

週刊誌のインタビューでも言ったいましたが
”周りはこれが私の「遺作」と騒いでいるみたいだけど、
そんなことを望まれても困っちゃうわ(笑)”と
老いてますます盛んで、役者として頑張って欲しいです。

この映画はハンセン病をテーマにしていますが、
暗くならない所は監督の手腕でしょう。

ワカナ役の内田伽羅は孫ですから、この初共演も珍しい。
ロンドンへ留学中の彼女に劇中の役が14歳だから、
オーディションを受けたらと薦めたのも樹木希林だそうです。

同じハンセン病患者役で市原悦子も登場しますが
彼女とは、これも初共演なんですね。

美味しい「あん」が出来るまでの手間暇を見ると、
今からは感謝して「あん」を食べなければと
思ったことでした。



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いい映画です。

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

樹木希林さんの作る、「あん」同様に
甘いなかに、塩味がきいたいい映画でした。

監督の意向か「よーい、スタート」がかからない、
静かな撮影現場で、
合図は「ほな、どうぞ」だったという。

それを受けての樹木と永瀬のやり取りは…。
樹木”永瀬さん、始まっているみたいですよ”
永瀬”そうみたいですね”
樹木”カメラ、回っているみたい”
永瀬”そうみたいですね”と、
始終、このような感じで撮影されただけに、
静かなシーンの積み重ねは心に響きます。

2017/09/20 07:50:18

あん

みのりさん

yinanさん

”あん”おもしろそうな映画ですね
録画してみます。
 ありがとうございます。

2017/09/19 11:53:24

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