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好奇心全開!!林住期を遊ぶ
『 秋の海大和心の根に帰れ 』平和の砦575交心qq1603
2017年09月16日
テーマ:テーマ無し
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秋の海大和心の根に帰れ
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けんけんさん、
「文明の衝突」のことは読んでいないのでわかりませんが、「日本人は不可抗力を受け入れ、道徳的に優れている思われるものと協力するのが、他のほとんどの国より速やかだ。」という評価には納得がいきます。
小さな島国の海人族の生活現実から生み出されてきた心性であり知恵なんでしょう。弥生時代を通しても海人族の心性と知恵は継承され、それ以後も日本人の文化として成熟していくし、日本の風土も形成されてきたのでしょう。
この海人族の心性と知恵は和の心として思想化されてきましたが、それをは収斂して、大いなる和の心として大和心という思想を創生してきたのでしょう。
「大和心」は右翼のいう天皇への忠誠でも忠義に死ぬことでもないでしょう。
大和心は小さな島国で海を生活の糧にしてきた海人族の共同体の存続と発展を祈願する心として形成されてきたものだと思います。今風の言葉で言えば、自立・連帯・共生の原理が形成されたのだと思います。
小さな島国ですから、島国の中では、似たような環境、風土ですから、共同体の間でも同じ自立・連帯・共生の原理が働き合います。
鎖国で平和を守りつづけた江戸時代は、その自立・連帯・共生の原理から生まれた市民システムや市民文化の花が開きました。
江戸時代に訪れた西洋人のほとんどは日本人の礼節と徳性の高さに驚嘆し、市民文化の自由さと豊かさに感動しています。
しかし、日本がほんとうに日本らしい文化と日本人らしい心を自然に享受し、大切にしてきたのは江戸時代までだったような気がします。
今の日本でも、まだ、農村や、庶民の生活心情の中には大和心は残っていますけれど・・・
明治維新が日本の文化、そして自立・連帯・共生の原理と大和心を改変しました。
西洋の競争原理と絶対主義原理を導入したのでした。
天皇も現人神に改改編させられ、大和心も忠誠心にすり変えられ、武士道さえ玉砕精神として強制されたのでした。
市民政治の抑圧と市民文化の抹殺です。
薩長を中心に、英国に密航した人間たちが、英国流の覇権主義を学び、富国強兵策をシステムとして大日本帝国憲法を制定したのでした。
大日本帝国憲法は日本の歴史と伝統の捏造であり、日本文化の抹殺でした。
初代総理伊藤博文は英国の最初のエイジェントで、以後、長州閥が大日本帝国憲法の実行者になっていきます。
戦後は岸信介が米国の最初のエイジェントになり、米国に追従して帝国憲法の夢を復活させようとしました。その米国も戦争屋のエイジェントに支配されています。
戦争屋のエイジェントは覇権大国のどこにでも侵入しているのでしょう。
また「そして道徳的に不確かな、力の衰えはじめた覇権国からの横暴な態度を非難するのも一番早い」のも島国日本人の大和心の知恵でした。和の心で仲良くしていくためには相手の心を忖度する力が必要だったのです。
しかしその知恵も今は抹殺され、隷従故に、批判するどころか、真っ先に賛同して先兵を務めるのです。
エイジェントの縛りを脱けられないのです。
政権に依存していた方が既得権益を温存できる富裕層は、保身オンリーで安倍政権を容認していくのです。
市民はまだ忖度する力を持ちつづけていますので、米国隷従には厳しい批判をしますが、
声を挙げて、主権者として行動する力は、まだ、養成できていません。
新しい世代には市民運動の経験も乏しいのです。
老人には身についた行動力ですが・・・
新しい世代が、グローバリズムの実態が見えてきて、それを終焉させようとしている現実に気づき、世界がパラダイムシフトをしはじめている潮流を忖度して、フリーの感性で、日本力を養成できるようになることを念じるばかりです。
秋の海大和心の根に帰れ 仁
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