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トラのミステリな日常

和風旅館「松露亭」 

2017年09月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今回の天の橋立への旅行は、「松露亭(しょうろてい)」と言う和風旅館に宿泊するのが一番の目的でした。

島田荘司『羽衣伝説の記憶』より引用

 旅館から廻された黒塗りの車が、文殊荘の敷地内にゆっくりと入っていく。タイヤが小砂利を踏む音に変わる。
 車のフロントガラスに、ひっきりなしに雪が載る。ワイパーが掻き捨てる。その向こうでは、一面に雪が舞っている。ヘッドライトに照らされた雪だけが白く光る。
 庭の植え込みにも、白く雪の覆いができている。これを車はゆっくりと回り込み、和風の建物の玄関先に着いた。旅荘の軒はあまり高くなく、平屋の造りだった。(引用 終了)

小説では、「文殊荘」と書かれていますが、「平屋の造り」と書かれているので、事件解決後に吉敷刑事が招待されたのは、文殊荘の別館である「松露亭」のようです。部屋は「松琴の間」と言うことです

「文珠荘」の方は、一人旅プランで安く泊まれますが、「松露亭」は結構高いので泊まるのは躊躇しました。
でも、それでは行く意味がありませんので、「清水の舞台から飛び降りる」つもりで、「松露亭」の「松琴の間」を予約しました(笑)

ところで・・・、

初めて行く旅館なので、車のナビだけが頼りです。カーナビに連れられ、天の橋立までやってきました。

街中へ入り、狭い旅館街を抜けると、真正面に大きな文殊堂がそびえ立っています。
右に曲がると、天の橋立へと続く道で、廻旋橋が見えていますが、右折は車止めがあって、車では行けません。

ナビは、「この周辺です」と言って、文殊堂の少し先を指していますが、文殊堂の横にある細い道には、「通行止め」のマークが見えます。

どうやら、「松露亭」は、この文殊堂の奥らしいのですが、この道では行けないようなので、Uターンして、別の道を探すことにしましたが、結局わかりませんでした。

仕方が無いので、宿に電話して見ると、
「通行止めの所を入って下さい」とのことです。

再度、文殊堂の前まで行き、通行止めのマークを見ると、その横に小さく
「松露亭へ行かれる車は、お入り下さい」と書かれていました。

ゆっくりとした速度で、通行止めの標識の横を通り、「松露亭」の敷地内に入りましたが、確かに、書かれているとおりの建物で、玄関前には、送迎用と思われる、黒塗りのクラウンが置かれていました。

「小説の通りの佇まいだ・・・」と、思わずニンマリし、庭をぐるりと回って、指定された駐車位置に車を停めました。


※ 写真は、「松露亭」の位置と、「松露亭」の「松琴の間」とその部屋の前にある庭の写真です。
部屋からは、天の橋立が見えますし、庭に出ると廻旋橋も見えました。



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驚きました

トラ。さん

小野小町さん、こんばんは

行ってみれば、すごい旅館なので、驚きました。
良い経験でした(笑)

2017/09/13 18:18:25

こりゃぁいい旅館

さん

和風のいい旅館ですね。
しつけの行き届いたおかみや中居さんがいそうな落ち着ける場所です。

2017/09/13 15:11:25

平安の世から・・・

トラ。さん

みのりさん、こんにちは

天の橋立って、平安の世から詠われている場所なので、それなりに逸話や伝説も多いのでしょうね。

2017/09/13 12:04:25

天橋立

みのりさん

トラさん
天橋立にはたくさんの
伝説のありますね
伝説を以前にブログで更新
したことがあります。

2017/09/13 10:00:40

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