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日本の人口減少に歯止めはかからないと思うのですが 

2017年08月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

藤圭子さん亡くなっちゃいましたが、好きでしたねえあのかすれ声。その藤圭子さんのお子さん宇多田ヒカルさんのお話。宇多田ヒカルさん今じゃ押しも押される世界のアーティスト。その宇多田さん日本ではなくイギリスのロンドンに拠点を置き、音楽活動を続けています。その理由の一つに子育てはロンドンで、というのがあるのだそうです。ご自身がテーマソングを担当する番組『NEWS ZERO』で村尾信尚キャスターと対談した時のことです。宇多田さんは日本とロンドンの意識の違いについて語りました。日本の子育ては大変宇多田さんは2015年7月、イタリア人の旦那様との間に男の子をもうけています。日本とロンドンの子育ての社会の雰囲気に大きな違いがあると語りました。村尾さんに「ロンドンは子育てしやすいのですか?」と問われた宇多田さん。「日本での子育ての経験がないから私の認識が違っているかもしれないけど」と前置きをして友人から聞いた日本の子育ての事情について語りました。「東京って、なんて子育てしにくそうなんだろうってびっくりしてます」「外で赤ちゃんが泣いてたらすごく嫌な顔をされるとか、ベビーカー持って乗り物に乗ると周りが全く協力してくれない上に"なんだよ、こんな時間に"みたいな視線をなげかけられたり、実際に嫌なことを言われたりってゆう体験をけっこう聞くんですよね」宇多田さんはこの話を聞き、とても驚いたといいます。そして、子育てをサポートしてくれない日本の社会にも疑問を抱いたそうです。「赤ちゃんが生まれて国が成り立っていくのに。その赤ちゃんが将来自分の年金を払ってくれる人になるのに。なんでちょっと泣いているぐらいで嫌な気持ちになるんだろう。すごく不思議です。」宇多田さん自身も子育て中なので、日本の子育ての環境の悪さが気になるのでしょう。ではロンドンではどうなっているのでしょうか。「ロンドンで一番いいなと思ったのが、とにかくお母さんと赤ちゃんがそこら中にいるんです。そこそこ格式あるレストランで授乳しても嫌な顔一つされないんですよ」日本とは違って街全体で子育てを支援しているというのです。宇多田さんは子育てを応援するムードのない日本の社会に、不思議なものを感じたと言います。この母親としての見方で語られた宇多田さんの言葉に多くの人が賛同の声を寄せています。面白いことにロンドンでは公立の保育園がほとんどないのだそうです。子供を預けたいと思ったら、私立の保育園に高額な保育料を払って預けなければならないのだとか。そのため低所得の家庭は預けることができないため、仕事を辞めて育児に専念する母親や、勤務日数を調整して保育園に預ける日にちを減らす母親もいるといいます。そのために街中に子どもと母親がいるのが当たり前のようになっています。街の人たちはそんな親子を優しく見守り、困った時には手を差し伸べる心遣いが自然とできているというのです。そういう環境のなかで母親たちも安心して暮らしています。人に優しくロンドンで育児をしている宇多田さんならではの気づきようでしたね。耳が痛いですよね。でも、これって、一昔前の日本の子育ての姿じゃありませんか。専業主婦の方が多く、赤ちゃんが泣き叫んでも赤ちゃんは泣くのが仕事だとか、赤ちゃんを連れて歩く親子には暖かい視線を投げかける人多かったのですが、どこで、こんなんに、なってしまったのでしょうか。赤ちゃんを連れて食事をする場所はわきまえろ車内ではベビーカーをたたむのが常識大声で泣き叫ぶ赤ん坊は迷惑だ子供を走り回らせるな一昔前なら、こんな質問を投げかければ、投げかけた人の非常識をたしなめられました。それが今はどうでしょう。うるさい赤ちゃんは個人の権利を侵害する、この理論が大手を振ってまかり通っています。何かおかしくないでしょうか。赤ちゃんを育てる権利と、個人が快適に暮らす権利を同等に扱っていいのでしょうか。平等の中にも区別が必要です。そう思う方が異常なんでしょうかどこかボタンのかけ間違えをしているような気がしてならないのですが。国民目線がまず、子育てに寛容にならないといくら政府が音頭を取っても、子育ては荷役にしか考えられないと。生き物の世界では、子育ては本来楽しいもののはずです子育てが、辛く苦しく思えるのは、そう仕向ける環境のせいだと、個人が気が付けば、子育ては率先して、やりたい、やりたいと思えるようになるはずです。生物進化論を信ずるならば、人間が傲慢になり、地球上でこのまま放置しておけば、地球環境にとって害虫になるだからこそ、自然のメカニズムが働いて、子供を産まない子育てを苦役に感じる・・・・自然の摂理なんでしょうか。日本の人口減少は、今のままでは、どんな対策を講じようと増えないと思うのです。対策はまず、個人の考え方だと思うのですが  にほんブログ村

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