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告発の行方 

2017年08月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『告発の行方/The Accused』。
BS-TBSで2017/8/22(火)21:00〜放送。

レイプ問題に真っ向から挑んだ意欲作。
ピンボール台の上でレイプされるシーンを
体当たりで演じたジョディ・フォスターが
第61回アカデミー主演女優賞と
第46回ゴールデングローブ賞 の
主演女優賞 (ドラマ部門)を受賞した映画。

ある夜、場末の酒場「ミル」から1人の若い男が飛び出し、
公衆電話に飛び込み、匿名で警察に店でレイプ事件が
起きていると通報する。

彼に続いて店から飛び出してきた若い女性が、
通りがかりの車に助けを求める。

その女性サラ(ジョディ・フォスター)は、
酒に酔ってマリファナを吸っていたところを、
3人の男たちからレイプされたのだという。

サラは病院で詳しい検査を受け、
女性検事補のキャサリン(ケリー・マクギリス)と
保安官のダンカン(テリー・デヴィッド・ミュリガン)
から事情聴取を受ける。

犯人逮捕のため、キャサリンとダンカンはサラを伴って
酒場・「ミル」を訪れる。
”どう?犯人がいる?”
”いるわ、黄色のTシャツの男”。

キャサリンはこの事件の捜査を行うが、
加害者たちは合意の上での行為
(和姦/合意の上での性行為であった)と主張。
サラに有利な証拠も何1つなく、有能な相手方の
弁護士とキャサリンは渋々司法取引に応じる。

それを知ったサラは深く傷つき、自傷行為を起こす。
そんなサラの姿を見たキャサリンは事件の再捜査を決意。

レイプをあおり、そそのかした野次馬男たち
クリフ(レオ・ロッシ)と他2名を
暴行教唆の罪で告発するのだった。

当時の1980年代のアメリカでは、
6分間に1件の割合でレイプが発生し、
そのうち4分の1は複数による犯行という現実が
あったから、この映画の価値が高まったのでしょうね。

実際に1983年に映画と同様の事件があり、
4人の被告は有罪になったが、当の女性は
3年後に自殺したそうだ。だから、これを踏まえて
ジョディは迫力ある演技でサラを演じたのでしょう。

キャサリンを演じるケリー・マクギリスは、
「トップガン」で注目を集めていましたが、
彼女も1982年にロサンゼルスのアパートで
2人組の男にレイプされたことを告白しています。
だからサラ役を演じなくて、検事補役に挑んだようです。

”あの事件を忘れたい。
しかし一瞬一瞬をはっきり覚えています”の言葉は重い。

監督のジョナサン・カプラン は
社会派監督として知られていますが、
「ER緊急救命室」も手掛けているのですね。



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おはようございます!

yinanさん

つゆさん、

「コンタクト」はカール・セーガンの
SF小説の映画化作品。
SF、ファンタジー大好きの私は
パンフレットまで買いましたよ。

彼女は3歳でCMデビュー。
日焼けしたよちよち歩きの女の子が、
子犬に水着を引っ張られて、
可愛い白いお尻が見える「コパトーン」のCM。
これを見て私は、日焼けローションは
この製品をと、愛用するようになりました。

しかし、当時この女の子が
ジョディ・フォスターとは知りませんでした。

名子役から知性派スターに
謎を秘めた私生活と、プライベートでも
”天性の女優”のようです。


みのりさん、

観ていて、辛いものがありますね。
証言台での証言では、観ている方も哀しくなりました。
キャサリンの活躍でサラも満足出来たでしょう。

キャサリンはサラのレイプ現場にクリフのような
野次馬たちがいたことを知り、
すでに刑が確定してしまった犯人の代わりに
彼らを立件することを思いついたのは
本作のキーポイントでしたね。

2017/08/23 08:52:35

告発の行方

みのりさん

yinanさん

 告発の行方
なぜか可哀想な気もしますが
録画してみます。

2017/08/22 09:36:54

ジョディ・フォスター

さん

素晴らしい熱演でした。
この作品が一番彼女を生かしているような気がします。
息子がファンだったので、いろいろ付き合わされました。彼は「コンタクト」が一番好きなようでした。

2017/08/22 08:45:14

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