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たかが一人、されど一人

希望的に過ぎるか 

2011年04月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

広告業界に長い事身を置いたくせに、景気とか経済については全くの音痴である。まして国の経済とか言われると本当のところは見当がつかないが、今度の震災が大小の企業活動に甚大な被害を及ぼし、これが経済に相当なダメージを与えるであろうことぐらいは想像できる。卑近な例だが、自分の仕事として管理しているホームページの3月のアクセスが対前年比で一気に3割も落ち込んだ。10年以上毎月同じ統計を見ていて、こんな事は初めての事である。幾ら海岸線500km以上にもわたって被害が生じているとは言え、人口の3割が被災している筈はない。こんな些細な事にも、今度の震災が日本全体に物凄いインパクトを与えている事が現れている。友人たちの便りを見ていても、ニュースだけでは分からない意外なところで企業活動の停滞が生じている事が伺える。しかし、この経済への悪影響はいつまで続くのだろう?ここから先が経済音痴の由縁或いはノー天気でもあろうが、意外とこれがバネになって経済が活性化し、20数年続いたとされる景気の後退期を脱する事が出来るのでは、と思ったりしてしまう。方法論は分からないが、当然政府は復興資金を供給するだろうし、被災された方も不愉快ではあっても、貯め込んでいた預金を下ろさざるを得ないだろう。生産活動が休止しているメーカーもそれを見込んでシャカリキに生産活動の再開を期すだろう。今までデフレだとか言って、個人が貯め込んだお金を如何にして市場に回すかを考えていた方面にとっては千載一遇ではないかと思えてくる。太平洋戦争直後とは違ってグローバルな時代だから、外国が甘い汁を吸いに入ってくる事は用心する必要はあるだろうが、日本人の中からも震災を奇貨として平成の紀伊国屋文左衛門みたいに、大儲けする人間や企業が出現するのは善しとせざるを得ないだろう。思えば昭和20年幼稚園の時に終戦を迎え、それから10年後の昭和31年に中学校を卒業した。それから以降20年ぐらいの生活の変容はある意味で夢のようでもあった。世界が日本の奇跡と認めた由縁でもある。不謹慎だが、敗戦に比べれば今回の大惨事も未だましかもしれない。助走の10年が何年になるかは知れないが、何処かの時点から昭和30年代の急成長が必ずや再現される事になるだろう。小生は残念ながらその再来を見る事は出来ない。

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