人間観察そして恋そして小説も

恋愛市場も、経済法則に準じるというお話 

2017年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


恋愛市場という言葉をご存じだろうか。恋愛市場とは主に進化心理学や人類学、生物学などでよく登場する言葉で、男女のパートナーは需要と供給のメカニズムによって決まるというふうに考えるのです。かっこよくて能力のある男性、きれいで、スタイルがよく、賢い女性が好かれるのは世の常識。全員がそのような人を基本的に好きになりますから当然、競争率が高まるため、手に入りません。結局パートナーを手に入れようとするには、自分のレベルに合わせて妥協しなければなりません。恋愛市場についてのおもしろい実験があります。 ウロツワ人類学科のプロスキー教授とリバプール大学の生物学科のダンバー教授は、恋愛市場理論をもとに面白い実験を行いました。この実験が行われたのは990年の半ば。ソーシャルデートアプリがなかったため、周囲で恋人を見つけられない人は新聞広告を出すのが一般的でした。新聞広告欄には自分がどんな人でどんな恋人を探しているのかとても小さく書いてあり、これを見て興味のある人はそこに連絡するのです。今流行の、携帯等を利用するのと結局同じです。この実験は95年の冬から96年の春までイギリスのObserver誌に載っていた新聞広告を全て収集しました。広告で自分の年齢をいくつと書いてあるのか、希望する年齢は何歳くらいだったのかもすべて調べ、これをもとに男女の年齢別の「市場価値」を計算しました。そのデーターを元に出た答えが男性の場合は平均的に収入が少ない20代には人気があまりありませんが、一般的に収入が増える 30代にピークを迎え、30代以降は体の衰えや死亡する可能性が高くなるため価値がさがる傾向があります。女性の場合、子供を生むのに最も適した年齢であるため、20代半ばにピークを向かえ、その後は価値が下がる傾向がありました。面白いのは、市場価値が上がるとパートナーを選ぶ条件が厳しくなるということです。ダンバー教授は市場価値が高くなるほど新聞広告でパートナーに求める項目の数が多いということを発見しました。当然といえば当然です。市場価値が高ければ、この分選択肢が増えパートナーに多くのことを求めることができるのです。これは現実の社会生活にも適用されます。いろいろな社会状況を分析すると、男性の割合が女性より多い社会(女性に有利な社会)であるほど女性の結婚する年齢が高まりますが、(男性を自分の意思で選ぶぼうとするから結婚が遅くなる)反対に戦争などで男性の割合が少ない(男性に有利な社会)では女性の結婚する年齢が下がる傾向があります。(良い男性が結婚を求めればそれに合わせて結婚を決める。)恋愛市場も経済事情と同じ。女性の市場での女性の価値が高ければ婚期は遅くなり、逆に価値が低ければ早くなる。怖いの市場から弾かれる時期があるという事だ。自分の価値が高いうちに自分を売り込む、それが恋愛市場では自分を一番高い値で売れる時期だという事なのだが・・・難しいですよね。自分を高く売り込むという事は  にほんブログ村

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