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「俺様」の思い出 

2017年08月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昔は豪快な上司が沢山いた。今ではパワハラで訴えられそうな連中ばかりだが、当時はそれが当たり前だった。あれは、自分が無能で適切な指示ができないから吠えていただけなのだが、吠えられる方はたまったものじゃない。解決策を見いだせない上司が、お前が考えろ、何とかしろという表現を怒鳴り言葉の中にちりばめているのだから、最悪だ。怒鳴る行為は感情の吐露で、一時的に頭の中が空白になった状態だ。次に自分が何をするか考えている瞬間でもある。しかし、次になすべきことが分かっていなければ、とにかく怒り、その場を去ると、それしか方法は無い。昔は無能な上司が多かったのだろうか(笑)今でも思い出すのが私の横で怒られていた新人名うての極悪非道上司だ。何が琴線に触れたのか知らぬが、得意先から無理やり呼び戻し訓戒を垂れられた。ああじゃ、こうじゃと意味不明の事のたまい、肝心の呼び寄せた理由を言わない。さすがに新人君、頭にきた意味不明の事で怒られ怒り心頭だ。「せっかくあと少しでまとまりかえていた話、成約しなかったらどうしてくれるです」すごいじゃないですか。上司に向かって言う事じゃじゃないですよ。余程頭にきたんでしょうね。まあ、新人君の言ってる事は正論ですがで、その時の会話が語り草に「じゃあ今から行って成約してこい」「ですから、私を呼んだ用件はなんですか」「もういい。いちいち聞くな、直ぐ行ってこい」「ですから用件は」「うるさい、すぐ行け」「私は今、なんでここに呼ばれたんですか」「いちいち聞くな」「ですから」「馬鹿やろう、俺を誰だと思っているんだ」皆笑いを堪えるのに必死。どうやら呼び寄せた本人、なんで呼んだのか忘れたようだ。無茶苦茶な話だ。或は呼んだ本人とは関係ない話だと気づいたのか。とにかく呼び寄せた理由を一言も言わない。最後の一言を後世に語り継ぐため、その部長「俺様」とあだ名をつけられ、陰で揶揄されていましたが、昔はこんなある意味笑える上司がそれこそ結構いましたが、今はもう皆無。平和と言えば平和ですがなんかつまらないですよね。まあ、勿論今の方が良いにきまってますがね。  にほんブログ村

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