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映画が一番!

ビニー/信じる男 

2017年08月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

フランスの女優・ジャンヌ・モローさんが
死去(89歳)のニュース。
「死刑台のエレベーター」、「雨のしのび逢い」、
「突然炎のごとく」等が記憶に残ります。合掌!

今日の映画紹介は上映中の
「ビニー/信じる男/Bleed for This」。

交通事故で首を骨折し、歩くこともままならず
復帰を絶望視されながらも、伝説のトレーナーと
共に過酷なトレーニングに励み、
奇跡のカムバックを成し遂げた実在のプロボクサー、
ビニー・パジェンサを描く。

キャッチコピーは、
”狂気のカムバック、衝撃の実話”。

ロードアイランド州出身の自惚れ屋のボクサー、
ビニー・パジェンサ(マイルズ・テラー)は
別名“パズマニア・デビル”と異名を持つ。

スーパーライト級チャンピオンの
ロジャー・メイウェザーに滅多打ちにされ、
プロモーターのルー・デュバ(テッド・レヴィン)から
引退を勧告される。

それをきっかけにビニーは、
実力はあるが飲んだくれの
ケビン・ルーニー(アーロン・エッカート)に
トレーナーを頼み込む。

乗り気でないケビンだったが、
スパーリングを見た彼は、今の体重を生かして
二階級上げること勧める。

ビニーはケビンの猛トレーニングに耐え、
地元の人々が見ている前でフランス人ボクサーの
ジルベール・デュレを下し、
世界ジュニアミドル級チャンピオンになる。

だがビニーはその試合のすぐ後、
正面衝突の交通事故を起こし、
首を骨折し瀕死の重傷を負ってしまう。

意識が戻ったビニーに、
”事故にあったんだ、首を骨折した”
”いつまた戦える?”
”歩けるかどうかも分からない”と、

医師たちからは、二度と歩くことは
できなくなるかもしれないため、
脊椎を固定する手術を勧められる。

だがその手術を受ければ体を動かすことは
できるようになるが、ボクサーとしての再起は
不可能になってしまう。

ビニーは、リスクの高いハローという脊椎固定手術を受ける。

この手術のシーンが凄いですね。
首を固定するために、頭蓋骨に4か所の穴を開けて
ナットを埋め込み、ボルトで頭を固定するシーンは
恐かったですね。

気性は荒いがいつもセコンド役の父親の
アンジェロ(キアラン・ハインズ)に
”お前を殺すようなことに、手を貸したくない”と言われ、
心配性の母親ルイーズ(ケイティ・セイガル)や、
家族に見守られて、療養に務めるが、

ビニーはベッドで考えますね。
”リング以外の人生を”を選ぶか、リングに戻るか、
彼が選んだ決断は
”みんなが俺を死んだように言う。俺はまた、戦う”と。

”復帰は諦めろ。命にかかわると医者が言ったろう”
”どんな命だ?寝ているだけの命か?”と、
いやがるケビンを口説き落として、
ビニーは補助器具を付けたまま、トレーニングを始める。

目標はスーパーミドル級チャンピオンの
ロベルト・デュラン(エドウィン・ロドリゲス)との
対戦のために再びリングを目指す…。

主演に『セッション』で狂気の熱演で世界中に
センセーションを巻き起こしたマイルズ・テラー。

彼は体重を9?落として、
筋肉隆々のボクサーの身体をつくる。
(ブリーフだけの計量シーンには惚れ惚れしました)。

エッカートは逆に18?増やして、
髪の毛を剃って、トレーナーとしての役作りしています。

ボクサーとトレーナーと言えば、私はすぐに
ジョーとアル中のトレーナー・丹下段平の
「あしたのジョー」を思い浮かべましたね。

監督のベン・ヤンガー は、単に根性もの
ボクシング映画にせずに彼を支える、家族や
頑固者のトレーナーを上手くストーリーに
組み込んで、深みがある映画に仕立てています。



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