人間観察そして恋そして小説も

可哀想な議員先生 

2017年07月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 上西小百合衆院議員(34)が16日、「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」とサポーターを批判するツイートをして“炎上”した。相変わらずお騒がせな議員さんだが、彼女の言ってる事は100%間違っているわけではない。スポーツ観戦によるストレス発散は心理学の分野で色々研究されているが、実は確実な研究検証がなされているわけではない。一般に考えられているカタルシス効果も、実験ではさほど顕著な数値が得られていない。しかし現実には、スポーツ観戦、映画、観劇、読書に至るまで、私達は現実に、その行為を体験せずとも見たり、読んだり、応援したりするだけでストレスが発散された感覚を体験している。カタルシス効果は間違いなくあるのだが、その実証がまだあいまいでなされていないのが現状という意味では、大西議員の発言も「嘘」ではない。嘘ではないが、現実には体験としてある事をほとんどの人が経験則で知っている。何故そうなるかの検証が不十分なだけで、行為そのものは事実だ。それを踏まえての大西議員の発言は、学説うんぬんの問題でなく、愚かな行為としかいいようがない。何かに肩入れし、それに一喜一憂する行為は実は人として高尚な行為だと彼女は理解していない。人として大切な何かが欠落しているだろう。自分が議員として選出された裏には、彼女以外の人達が多数協力し、その人たちは、多少の差はあれ皆が一様に大西議員の当選に一喜一憂したはずだ。スポーツ観戦で喜ぶ人達の心理となんら変わりない。今回の発言は彼女の協力者にむけても罵声というより本音をぶちまけた愚かな行為にしかならない。それを理解できない彼女の論理構成はどこかに欠陥があると思わざるを得ない。少なくとも人の為に働く、国家運営の一端を担う人間として基本的な何かが欠けているのだろう。人を批判する前に、まず己の生き様、考え方を問い直してみる必要があると、切に伝えたい。  にほんブログ村

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