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男はつらいよ 寅次郎相合傘 

2017年07月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

稀勢の里が休場のニュース。
鶴竜に続いて2人目で、番付に4人の横綱が
名を連ねるなか、二場所連続で2人の横綱が
途中休場することに。

年に6場所は体力的には厳しいでしょうが、
治療して、元気な姿を見せて欲しい。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 寅次郎相合傘」。
BSジャパンで2017年7月15日(土)18:30~放送。

寅さんと絶妙なコンビのリリーが登場すると、
安心して観ることが出来ますね。
以前、紹介しているので再掲です。

”相合傘”と言っても、
今の若い人にはピーンと来ないでしょうね。
私はと言えば、遠い昔を思い出すと、
今でも胸にキューンと来る出来事があったのですが。

1975年(昭和50年)制作のシリーズ15作目。

キャッチコピーは
”漂泊の旅でめぐり逢った懐かしのリリー、 
北国の夏はうら哀しく 心は飛ぶ 江戸川の水辺……”。

寅さん、相変わらずのさすらいの旅。
東北の田舎町で変な男・兵頭謙次郎(船越英二)と出会う。
彼は親の会社の“おかざり重役”で、 冷たい家庭と
平々凡々な生活に嫌気がさし蒸発したのだった。

函館の屋台のラーメン屋で、
兵頭とラーメンを食べている時、
偶然にもリリー(浅丘ルリ子)がいることに
気が付き兵頭に紹介する。
寅 :”あ、この女な…、
    二年ほど前に俺といろいろわけありの女よ”
リリー:”もう二年になるかしらねえ〜”
寅:”そうよ〜、去年、おととしの夏だもの”
りりー:”そうだったねえ〜”
寅:”う〜ん”
リリー:”あんた、あれから何してたのよ〜”
寅:”え〜、俺か?恋をしていたのよ”
リリー:”ひぃ〜!よく言うよ〜、ハハハハ!”
寅:”エヘヘヘヘ!ハハハハ!”

リリーは離婚し、 以前のように、
旅回りの歌手となっていたのだった。
そのうち、三人は飲んでドンチャン騒ぎとなり、
そして三人、一つの部屋に雑魚寝する。

このシーンは面白いですね。見てのお楽しみ!

小樽で兵頭の昔の彼女の件で
寅次郎とリリーが大喧嘩したことで
三人の旅は終わりを迎える。

数日後、柴又に帰って来た寅次郎だった。
ある日、突然、リリーが「とらや」を訪ねて来て
寅は元気になったが…。

本作の出演者が俳優として一番、輝いていた時。
渥美清47歳、倍賞千恵子34歳、浅丘ルリ子35歳、
監督の山田洋次44歳。
だから、この映画の中の人物は皆、活き活きしています。

寅さんシリーズではいつもその時代の話題を
取り上げています。 本作ではサラリーマンの兵頭と
定職を持たない自営業?の寅さんとの対比。

兵頭は”僕も定年まであと7年ですから、そうなったら
寅さんのように思いっきり僕も旅にでます。”と言う。
寅さんは
”うんん、そうだよ。そうなんだよ。
 オレ、定年なんてないもんね。
 そっちどこで手に入れたんだ。
 え?あ、あれは区役所に行くのか?”

サラりーマンがいいのか?自営業がいいのか?
難しいところですね。

寅さん、いつものように適当に働き、勝手に恋をして、
リリーのように本気になったら逃げてしまう。
困ったら柴又に帰り、おじちゃん、おばちゃんに迷惑をかけ
さくらや、博に心配をかけて、又、プイと出て行く。

自由人というか、根無し草のバガボンドで
ただのわがまま人間ですね。
そういう、彼が愛されるのは多分、私達が出来ないことを
真面目?にやっているところがいいのでしょう?

さて、リリーに
”女が幸せになるには、男の力を借りなきゃ
いけないとでも思ってんのかい?笑わせないでよ”と
啖呵を切られた寅さんはどうするのでしょうね。

監督・原作・脚本は山田洋次。



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トラさん

みのりさん

yinanさん

 ふうてんの寅さん
なつかしいですね
録画します。

2017/07/15 10:25:46

笑いと憂い

風華さん

函館も舞台になるのですね。

寅さんって、人を笑わせるだけじゃないです。
心の中にノスタルジーと小さな灯火をおいていきますね。

2017/07/15 10:24:44

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