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のびたの日記

両腕を失くても感謝で生きる人 

2017年07月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



結婚ゆび輪はいらないといった 朝 顔を洗うとき 私の顔を きずつけないように
体を持ち上げるとき 私が痛くないように 結婚ゆび輪は いらないといった
私の手元には 星野富弘さんの描いた絵と それに添えた言葉が沢山ある
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始めて行ったとき 一つ一つの言葉を読んで 私は何故か涙を流れるのを感じていた
星野富弘さん 群馬県の中学教師で 体操の模範演技に失敗して 頭から落ち両腕を失い歩くことも出来ない
哀しみのどん底を救ってくれたのは 母の存在である
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今までは 当たり前のように普通の生活をしていたのに 突然 身体の自由も失い両腕も無い
そんな彼を必死に支えた母に 生きる気持ちを与え やがて字を書いて見たいと思うようになる
口に筆を咥えさせてもらい 何時間もかけて最初に書いた字が 富弘美術館の入り口に有った
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以後 草花も描くようになり 母への感謝 自然への感謝も言葉にして添えた
どの作品もとても障がい者とは思えない素敵な絵と 心を打つ言葉ばかりである
一枚の絵の前に立ち 私は表現する言葉も無いほど 感動と押し寄せる感情に溢れていた
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添乗員になっても 何度も富弘美術館に行き 都度 感動を覚え 絵ハガキになった彼の作品を買った
4年前には うたごえバスで案内した 写真を見たら元気だった妹の姿があり 涙が溢れてきた
一緒に歌ったなぁ 歩いたあの道 富弘美術館の前に妹が立って居る・・・・・
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今日 てんがらもんラジオの録画を見て 入院をしていたお馴染みの向井ガイドさんの元気な声を聴いた
相変わらずの明るさで 15日間の入院生活を語る そんな時に彼女が思い描いたのが阿蘇の大野勝彦さんだ
自分はたった15日間の入院も苦痛だったが 永い年月 寝たきりの方も居るのだ
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そして普通に戻ってきたが 阿蘇の大野勝彦さんは 星野富弘さんのように事故で両腕を失った
母の目前での事故 母は少なくとも自分が何とかできれば もっと救えたかも知れないと泣き続けた
素かな母を見て 彼は3日後には 包帯だらけの腕部分に筆を付けて貰い 言葉を書いたのである
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4時間 必死になって ご心配をおかけしました 私はまだやり残すことがいっぱいある 
今まで普通がどんなものか気が付かなかったが そんなことに気づかせて頂いて有難う
こんなことを悲嘆のそこにあって 私なら嘆くばかりで 前向きにはなれない
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彼は やはり画を描いたり 好きな釣りもしたり 車の運転まで義手でするようになった
本も出したり 阿蘇の高原に 風の丘美術館まで建て 障害者に勇気と感動も与えた
熊本地震で周辺道路も絶たれたりしたが 4月にはリニューアルオープンを果たしたそうである
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向井さんが入院して改めて お二人の心の清らかさと強さを感じたという
まさか 星野富弘さんの話しが出るとは思わなかった
そして その富弘美術館が 九州にもあるという 私は当然 知らなかった
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群馬県のみどり市と この九州の芦北町 は本来は無縁の話である
ところが熊本県の県立美術館と知事の縁で 交渉をして 富弘さんの方で快諾されたそうである
私たちには 感動だけでなく こういう生き方があるのだと 改めて思い知らされた今日でもあった
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