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炎の人ゴッホ 

2017年06月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「炎の人ゴッホ/Lust for Life」。
BSプレミアムで2017年6月26日(月)13:00〜放送。

原作はアーヴィング・ストーンの
『炎の生涯 ファン・ゴッホ物語』。

ブラッセルのベルギー伝道学校を出た
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(カーク・ダグラス)は、
司祭として炭鉱町にやって来た。

そこで彼は労働者の貧しい暮らしを目の当たりにして、
彼らと同じ境遇に身を投じる。

そこへ、視察に来た上司は、
”こんな生活をするとは、教会の権威を落とすものだ”と
叱責され、ゴッホは”あなた方は偽善者だ”と言って、
追い返して、破門される。

貧しい暮らしで病気のゴッホのところへ、
パリで画商を営む
弟・テオ(ジェームズ・ドナルド)が現れ、
故郷に連れて行く。

ゴッホは素晴らしい自然に恵まれた故郷で、
絵を描き始める。
彼はテオへの手紙で、絵が自分の天職だとしたためる。

その後、パリに移り住んだ彼は、
ゴーギャン(アンソニー・クイン)と出会い、
意気投合、アルルで共同生活を始めるが、
互いの個性の強さからすぐにその生活も終わり、
ゴッホは徐々に精神を病んでいく…

本作を見て、ゴッホの独特の色使いは、
彼の波瀾万丈の生き方から
生まれたのではないかと、私なりに解釈しました。

麦畑の中で群れをなす鳥の不気味な姿を描きながら、
”だめだ、描けない”という一言をのこして、
ゴッホは、自らの脇腹をピストルで射って自殺。
その時、ゴッホは37歳。

ゴッホとゴーギャンの奇妙?な共同生活。
絵に対する考えの違いから来る、争いは
本作の見所ですね。

ゴーギャンを演じるアンソニー・クインが
アカデミー助演男優賞受賞は納得ですが、
カーク・ダグラスがノミネートだけで
受賞出来なかったのは何故?でした。

監督のヴィンセント・ミネリが描く、
ゴッホの心情に合わせた美しい映像はさすがです。
これだけでも観る価値はありますね。

1956年(昭和31年)製作。



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絵からのメッセージ

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

映画で、描かれた絵に合わせての風景は美しかったです。
ゴッホが絵を描く時の心理状態や
素晴らしい絵を完成させるための苦しみが
画面から伝わって来ました。

美術館へあまり行かない私ですが、
ゴッホの絵は好きなので、足を運びます。

彼の絵を見る時、目の前の彼の作品の一つ一つに、
彼の全精神が投入されているのかと思うと、
あだやおろそかな気持ちではなく真剣勝負で見ています。

2017/06/27 08:08:54

ゴッホ

みのりさん

yinanさん

 炎の人ゴッホ
今録画しました。
見るのが楽しみです。
紹介ありがとうございます。

2017/06/26 10:00:41

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