つれづれに

またまた里帰り 

2017年05月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

大阪に越して来るまで25年間住んだ町和歌山県橋本市。大阪と和歌山の県境にあり、有名な高野山のふもとにある山間の地だ。
25年と言えば人生のほぼ1/3の時間に近い。住み初めの頃はそこまでの予想はしなかった。
その町には今でも2か月に1度程出かけることにしている。車で片道1時間半の距離はまだ近いもの。持病の気管支喘息の治療のかかりつけ医が大阪・堺市にいて、検診のたびに足を延ばして橋本へ。そこには私の畑にキウイが植わっていて、その世話もあるが、何と言っても一番の理由はその町のカラオケスタジオで歌う事。
35名は収容可能のかなり大きなホールで、橋本で私はその店をメインにしていた。そこは大阪・奈良よりの客もあり、(私もその一人)皆がそこへ通う理由が、そこのママの人柄の良さだ。曜日により客の顔ぶれは決まっているので、私が先日行った時も、知らない客は一人としていなかった。いつも夜11時過ぎまで歌ってから大阪へ帰るのだが、その夜は畑仕事を翌日に控えていたので、橋本で友人宅にお世話になることにした。
夜10時半を過ぎると客の数も減り、まさに残った数人だけが、交互に「ワンマンショー」を繰り広げる。営業時間も特別に40分ほど延長してくれる。
というわけで、特別に歌のうまいメンバー数人が交互に歌い終わるたびに、「うーん!」と言う、ため息交じりの声が聞かれて、何とも言えない満足感が心地よい。言わば「至福のひと時」だ。
この夜は1泊世話になる友人の帰宅が遅く、ちょうど良いタイミングで、夜中の12時過ぎよりTVのサッカーを肴に酒を酌み交わした。
こうして私の「里帰り」の夜が更けるのもまた、つかの間の幸せと言うべきかも知れない。

熱唱※あくまで「見本」写真



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