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痴漢冤罪対策 

2017年05月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

痴漢冤罪にあったら、じゃあどうしたらいいのか。逃げるのは昨今危険だ。カメラもあるし捕まるリスクは結構高いかといってそのまま捕まればほぼ言い訳は通らず、良くて示談、悪ければとりあえず現状の生活は破滅を覚悟・・・一つの痴漢事件で無罪が言い渡されました。珍しいケースです。男性にかけられていた容疑は"三鷹市のバスの中で女性の体を触った"というものです。 この事件は、男性は痴漢をしていないのにも関わらず、女性から「痴漢だ」と疑われただけで、28日間も身柄を拘束され、一審では有罪判決を受けました。無罪判決が出たのは事件から約3年が経過した2014年です。ほら、無罪を勝ち取ったとしても三年後です。会社がそれまで我慢してくれますか奥さんや、お子さん疑惑の眼差しで見ますよ・・・逃げたくなりますよね(笑) 痴漢の疑いを晴らす5か条なるものがある 「自分は痴漢なんてしない」「やっていなければ無罪となるはずだ」 正義感の強い人はそう考えるはずです。 でも、現実は無情です。無罪を証明するには、大変な時間と労力が必要になります。 日本の刑事手続きでは、最初の段階できちんとした対応をしないと、不利な立場に立たされていきます。早期に疑いを晴らすためには"その場でどう対応するか"が非常に重要なのです。 痴漢と疑われた時、現場から逃げるのはリスクが高いと言われ始めました。以前はテレビでも「疑われたら逃げたほうがいい」という弁護士もおられました。 しかし、駅構内には多くの監視カメラがあり、改札の出入りはICカードで管理されています。現場から立ち去ることに成功しても結局は身元が特定されてしまうでしょう。逃げたあとで発見されたら、逮捕が待っています。もちろん、痴漢をやってないという弁解だって信用してもらえません。逃げるという事は、犯罪を肯定したとみられるからです。当然、逃げるというのはリスクが高い行為といえます。  痴漢と疑われたらその場で戦うしかありません。じゃあ、どうしたら良いのか。その場で疑いを晴らすよう努力するこれしかありません。 逃げるのもダメ、おとなしく駅員さんに連行されてもダメとなれば、こちらから疑いを晴らすよう頑張るしかありません。 とはいえ、駅員さんや鉄道警察は痴漢の扱いに慣れています。素人が何の知識もなく抵抗しても、かえって状況は悪くなるばかりです。 そこで、万が一の場合には、以下のような点に気をつけながら対応するとよいそうです。  痴漢冤罪対策5か条 1 痴漢をしていないと明確に告げる 「私は痴漢をしていません」「私はこの女性を触っていません」とできるだけ大きな声ではっきりと伝えて下さい。  2 録音する あとで「言った」、「言わない」という話になった時は全てこちらに不利に判断されます。証拠は自分で収集しなければなりません。 基本的にはこっそり録音しても法的には問題ありません(東京高裁昭和52年7月15日判決など)。 ただ、こそこそとスマホをいじっていて証拠隠滅をしていると誤解されても面倒です。堂々と録音を行いましょう。  3 絶対にその場(駅のホーム等)から移動しない 駅員さんは「この場ではじゃまになるから」などと言葉巧みに駅舎へと連行しようとしてきます。しかし、連れて行かれたら厳しい取調べが始まります。 それに、もし弁護士が到着しても中に入ることはできません。 また、あとで述べますが現場にいたほうが事実関係を確認する際にも便利です。「自分は逃げも隠れもしないから、この場で話をしましょう!」とはっきり述べ、疑いが晴れるまでその場から動いてはいけません。  4 (可能であれば)目立つ! できたら周りの目撃者を引き止めておきたいところです。 「痴漢と疑われています。誰か助けてください」と叫べばフォローしてくれる方が出てくるかもしれません。 また、あとで弁護士が目撃者を探す際に「あの時は言い出せなかったけど実は見てました」という人が出てくることもあります。恥ずかしいですが…助かる為です。人生がかかっているんです。これぐらい我慢しましょう。  5 相手の言い分を固める!! 難しいのですが、大切なところでもあります。 ポイントは「自分は先に説明しない。被害に遭ったと主張する人に先に説明させる」ことです。 例えば、先にあなたが「自分は4号車のドアの横に立っていました」と説明すると、相手も「私も4号車のドアの横辺りに立っていました」などと言ってきて話を合わせられてしまいます。 そうではなく、先に相手に状況を説明してもらい、あとからあなたが食い違いを指摘するのです。 要は、あなた自身が弁護士となって「異議あり!!」と指摘するイメージです。  具体的には、相手に「5W1H」を説明してもらう勿論録音も忘れずに被害に遭ったと主張する方が、電車のどこに立っていて、いつから(どこの駅の辺りから)、どちら側の手で、どこを触られたかを聞き取って録音しておいてください。 相手が、「東京駅の辺りからずっと触られていた」と主張したとしましょう。もしあなたが東京駅の時点でまだ電車に乗っていなければ直ちに疑いが晴れます(乗車駅はICカードや切符などで簡単に証明できます)。 どこの駅からか、というのは非常に重要です。 車内のどこに立っていたかも重要です。駅のホームから動かず話をしていれば相手が何号車のどこに乗っていたかすぐ確認できます。 これをきちんと録音した上で、「自分はそこには乗っていない。別の場所に乗っていた」と主張すれば疑いが晴れます(乗車、下車位置は防犯カメラで確認できることが多いです。車内を移動してきたと主張されても、満員電車だから無理だと反論できるでしょう)。 右手で触られたか、左手で触られたかということも押さえてください。 人の手というのは長いようで短いので、「相手の説明ではどうやってもあなたの右手でその場所を触れない」ということが結構あります。これが警察に逮捕されたあとだと話を合わせられてしまうのですが、現場で録音しながら確認すれば簡単に食い違いが明らかになることが少なくありません。 このように、現場で落ち着いて事実関係を確認すれば、簡単に疑いが晴れることも多いのです。 こちらが「異議あり!」と食い違いを指摘したあとに、相手が「はわわ…よく考えたら痴漢に遭ったのは東京駅じゃなくて新橋駅辺りからでした」と言い始めても慌てることはありません。 「こっちが言ったことに合わせて言ってますよね。全部録音してますから。もう疑いは晴れたでしょ。忙しいので行きますね」といって立ち去って構いません。 努力もむなしく建物内に連行されたら、手から繊維片を採取してもらいましょう。この「繊維片(せんいへん)」というのは、衣服の繊維の細かい破片のことです。 目には見えませんが、衣服に触れると多数の繊維片が手や爪に付着することがあります。これを、ガムテープのような特殊フィルムで採取してもらうのです。 手に付着した繊維片が被害者の着衣の生地と同じ素材であれば、痴漢の動かぬ証拠となるわけです。 一方、繊維片が手から出なかったとなると、触っていないことを裏付ける証拠になります。 なお、繊維片は手を洗ったりすると採取できなくなってしまうので、トイレなどに行く前に必ず採取してもらいましょう!! ちなみに、早々に「やりました」と認めたら厳しい取調べを受けなくて済むかもしれません。逮捕をされない可能性だってあります。 でも、示談するには弁護士費用として50万円示談金として30〜50万円ほどが必要となります。痴漢の前科があれば、更に罰金として30〜50万円を払えという話になるでしょう。 不名誉な思いをする上に、お金までなくなってしまうというのは大変ショックな話です。 とにかく、自分の意見を色々言うより、相手の言い分を先に聞くこと。これが肝です。 他には、「名誉毀損で訴える」と主張したらどうかという意見があります。 もちろん、タイミングがあればこういった主張をしても良いでしょう。 ただ、現場は証拠を集める最大のチャンスです。こちらから色々言うよりは先に相手の言い分を聞き取った方が疑いを晴らしやすいはずです。 それに、その場で疑いが晴れなかったとしても、録音した内容は弁護士がついてからきっと役に立ちます。(スマホは逮捕時に没収されてしまうことが多いので、録音データを自動的にクラウド送信する設定にしておけば万全でしょう) 最後に1つ「免許証を示して身元を明らかにすれば逮捕されない」ということをおっしゃる方がいますが、これは間違いです。 確かにすごく軽い罪、具体的には「30万円以下の罰金等にあたる罪」については住所不定の方でないと逮捕できません(刑訴法199条1項)。 ただ、痴漢の関係で問題となる「迷惑防止条例」はほとんどの自治体で「50万円以下の罰金」なので、免許証を示そうが関係なく逮捕できるのです。 以上冤罪になりそうになった時の対策ですが基本、難しい事ばかりです。一番大事な事は、疑われるような場所にはいかない両手をあげるか、何かでふさぐか女性のいる付近には近づかないこと予防、とにかく予防しかありません宝くじに当たるのはうれしいですが痴漢冤罪にされるのはいやですもんね  にほんブログ村

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