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痴漢冤罪について 

2017年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

痴漢行為を疑われ、逃走するケースがここ数カ月相次いでいる。私も危うく間違えられるところだった。男にとって人生を破滅させかねない災難だ。捕まるなら逃げろそんな風評がでているのか、逃げ出す容疑者が多く、挙句二次災害で死亡、もしくは交通機関に被害を及ぼす案件が新聞に出る。しかし弁護士は警鐘する「今は逃げる方が損になる」平成26年の迷惑防止条例違反痴漢事犯の検挙数は3439件(電車内外含む)電車内における強制わいせつ認知件数は283件だ。ネット上には「痴漢を疑われたら逃げた方が良い」という声があふれている。ツイッターでは、「痴漢はな、冤罪だろうとなんだろうと関係なくてな、女性が100%勝つからな」「やってもいないのに痴漢行為と認定されると会社クビ、家庭崩壊、前科付、これでは逃げるしかないべ」「職も家族も信用も全て失うような今の法律のあり方じゃ、そりゃ線路も走るよなぁとしか思えない」 といった書き込みを見ることもできる。 しかし、"痴漢を疑われたら逃げる"という対応は、現在は間違っているという。面白いのは(今は)間違っていると強調してる点だ。じゃあ前までは逃げないとだめだったって事じゃん(笑)じゃあ今と昔何が変わったんだろうか。弁護士曰く「各都道府県の迷惑防止条例違反の場合は6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金。強制わいせつ罪の場合はもっと重くなって6カ月以上10年以下の懲役となる」と、痴漢で適用される量刑を解説。一般的には、着衣や下着の上から触れたものが"条例違反"で、下着の中まで手を差し入れた場合が"強制わいせつ"になるという。線路に逃走する心理としては、「捕まって、勾留されて、当分出してもらえない。会社もクビになるかもしれない。学生なら学校に行けない。仮に無実の罪であっても分かってくれないかもしれない。そうすると、人生が台無しになってしまう。最終的に無罪判決を勝ち取っても、そこまで2年も3年も費やすのであれば、一か八か逃げた方がましだ、と考える人が多いのだと思う」と推測した。これは推測じゃなく案外事実だという噂もあるが・・さらに弁護士さんは言う「2017年現在では逃げるべきではない」という根拠は。「いけないことだから逃げるなというのではなくて、逃げた方が損だからだ」という。逮捕されると、警察の取り調べや勾留で最大23日間身柄を拘束される。以前は、認めている人は釈放される、否認すると勾留されるというのが当たり前だったが、痴漢事件に関しては、今は否認をしても勾留されないケースの方が多いという。あれれ、根拠薄くない?以前と変わって無いじゃん。拘留されないケースが多いと言うが実際は取り調べる警察間の匙加減次第だし、肯定しないと拘留されないケースはまだまだ多いという見方もある。何故逃げるかと言えば、捕まればほぼ100%に近い確率で(社会生活)が現状より低下、もしくは破綻する恐怖があるからだ。冤罪に対する救済処置は、今も昔もまったく変わっていない。にもかかわらず弁護士さんは(損得)を根拠に挙げられている。わかっていない。弁護士さんは。損得ではないのだ。損は痴漢冤罪にあった時点でもう(損)なんだ。その損は、個人の社会生活を破壊するほどの強烈な損。逃げる心理は、損をなかったものにしたいが為に逃げるのであって損の大小ではないのだ。ゼロか一かの選択なのだ。痴漢をしたと、疑われた時点で人生ほぼ終焉という恐怖が付きまとっているから逃げるのだ。逃げてその結果捕まろうと、逃げなくて冤罪になろうと、社会生活が破壊されることに変わりはない。ならば(何もなかったこと)に賭けるのは人間として当然の心理だ。この心理を分析したうえでの、痴漢捜査を確立することが必要なのに、一方的に逃げるなと言っても根拠が乏しければだれも聞かない。痴漢には推定無罪が働かない。女性側の証言がほぼ完ぺきに採用される。この事実こそが実は逃げる温床になっていることに気づかない限り、痴漢だと叫ばれれば、とりあえず逃げるこの心理はまだまだ続くと思いますよ。  にほんブログ村

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