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絵入り随筆・悠々のつぶやき

無価値のシーサー 

2017年05月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



尾の欠けたシーサーがゆうパックで届きました。
尾は最初から欠けていたのではなく、ゆうパックで輸送中に乱暴な荷扱いにより欠けてしまったものと思われます。
郵便局の人が荷物を届けてきたので、受取人払いの送料を現金で支払いました。
早速梱包を開いてみると尾の先が欠け落ちていました。
すぐに送り状に書かれているゆうパックの電話番号にかけると、いろいろ事細かく状況を聞き取ったあげく、
担当部署に伝えておくから、そこからの電話を待つように、ときわめて事務的な口調で告げられました。
迷惑をかけたというような詫びる言葉は一切ありません。
郵政省から民営化されて郵便会社に名前は変わっても、職員の気質は民の上に立ち、お上がやって使わすぞよ!
と言う、下々を見下す態度はしっかり保持しているのでした。

当日の夜遅くになってから。越谷郵便局の〇〇と名乗る女性から電話がありました。
私には処理する権限がないから、明日以降に改めて電話する。と言うのです。
明日朝一に、とか明日中に、とか言えないのか? と聞くと明日以降としか言えないというのです。
では明後日とか来年とかかも知れないんだね?と畳み掛けても、とにかく明日以降だとしか言わないのです。
明日になって同じ女性から、この事は発送局の扱いになるから、ソックリ全部を発送局に送り返してくれ、向こうで
確認する。と言うのです。
とんでもない話です、証拠の品を相手に渡してしまったらうやむやにされかねません。
越谷郵便局が私の家に来て確認するのが筋だろう、私は日本郵便の内部事情はどうでも良いことである、
と告げて電話を切りました。
その日の夜、女性の上司という上〇と言う男性が訪問してきました。
梱包材料や容器と欠けたシーサーの写真を写し、これで確認できた。輸送中にかけた確率が高い、と初めて真面な
お言葉を賜りましたが、その後が行けません。
発送者は不要品だから私に無償譲渡としたものであり、シーサーは無価値である。無価値のものを破損したのだから
破損事故に対する補償額はゼロである。この事は輸送約款にもちゃんと書いてある、とのたまうのです。
私はあきれ果てて、上〇と言う人間と話をしても無駄だと悟り、後日事の次第を「内容証明」にして越谷郵便局から郵便局長宛に
発送しました。
贈与契約はnet上で無償譲渡を合意した時点で成立しています。私は価値あるものと認識したから
送料受取人払いで送って貰ったのです。
内容証明を発送してから4,5日後に上〇氏の上司という男性から電話がありました。
彼が言うにはやはり無償のものには補償は規則上出来ない。
プレゼントも受け取る側はお金を払っていないから補償対象にはならない、とい事も教えてくれました。
その上で、常識人として訪問したいのだが? と言うのです。
その常識を備えたお方がほどなく我が家にお見えになりました。
大きなせんべいの箱を抱えています。これをお詫びと言うことではなく、気持ちとして受け取って欲しい。
そして更に、送料受取人払いの代金はお返ししたいからこの書類に、住所氏名を書いて捺印し
振込先の口座番号を書いて提出しろというのです。
サービスのなんたるかをまるで分かっていません。
過誤納金を還付する、お役所仕事の見本みたいな態度です。
私はお上からお下げ渡して貰う気はない、現金で払ったんだから現金で戻せ、と言いました。
常識人さんは自分のポケットから財布を取り出して私に払おうとするのです。
ポケットマネーなんか受け取れない、後日で良いからきちんと出金処理した金を返して欲しい、と言って帰って貰いました。
後日、郵便受けに780円が入った郵便局の封筒が入って居ました。

このブログをご覧になった方は、もし私にプレゼントを下さるときにはゆうパックは使わないで下さい。
途中で事故があっても何の補償も得られません。(そう、常識人さんが教えてくれたのですから)
お中元やお歳暮も同じ憂き目に遭う事でしょう。
郵便局のお役人様(今は社員の筈ですが)はお偉いのだし、下々は黙って従っていれば良いのです。
?
ところで尾を折られてシーサーは、新開発の接着剤のおかげで目を凝らしてもどっちのシーサーの尾が
壊れたのか分からないくらい見事に接着出来ました。
先日ミラクルの講習会で戴いたボンドです。
コニシという会社の「ウルトラ多用途SU」という製品です。

この折れて尾が・・・↑

↓ 下のシーサーが尾の折れて方だと思います。私にも良く分かりません。

せっかくプレゼントがゆうパックの横暴な対応で嫌な気分が残りましたが、良いボンドのおかげで
見事に修復出来ました。
人間を長くやっていると、いろんな事が経験できます。民法の規定を踏みにじる輸送約款を振りかざす元国営会社、
憲法を踏みにじり、そのことを後追いで憲法改正を宣言する総理大臣の居る國ですから、何でもありなんですね。

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