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風薫る散歩道
”船旅”とは
2017年04月23日
テーマ:テーマ無し
「船旅」って何だっただろう・・・・と振り返って考える時がある
丁度約1年前に横浜を出港し、106日間の船旅をした
出発前は”不安”と”期待”入り混じっていた
不安は第一が「船酔い」である。ひどいともうシンガポール位で下船かな?とも想像してた
二つ目は同室(私は二人部屋を予約してた)の方と106日間も「仲良く」やっていけるかであった
この”不安”は杞憂に終わった。船酔いはしたものの軽くて済んだし、同室の方はこれ以上無いと思われるほど”良い方”であった。
では”期待”はどうであったかと言うと、私の期待は限りなく”寄港地での観光”であった。
特にギリシャやモン・サン・ミシェル観光などまだ行ったことの無い所を訪れるのを楽しみしてた。青いエーゲ海に浮かぶサントリーニ島でのんびりして古代の遺跡を・・・など想像してた。
24の寄港地そして観光は、想像通り楽しかった。船内で仲良くなった友人と一緒にオプショナルツアーに行ったり、グループを組んで自由行動をして、歩き、食べ、写真を撮った。
逆に乗船前にあまり期待をしてなかった”北欧”は、季節は春真っ盛りで落ち着いた街並みで、お気に入りの国々になった。出来ればもう一度訪れたい。
下船後、よく知り合いから「どこが一番面白かった?」と聞かれる。
私は「中南米の国々かな」と答えることが多い。それは面白かったと言うより、強く記憶に残った”寄港地”であった。
”グアテマラ”、”ベネズエラ”、”パナマ”・・・いままでほとんど関心を持たなかった国々であった。
この国々が置かれている現状、歴史そして街並みや治安情報、市民生活風景などを実際に見聞きすると、強いカルチャーショックを受けた。
この国々も出来れば5年、10年後に訪れてみたい。どの様に変化してるのか。もちろん安心して暮らせる豊かな国に変化してることを期待して。
結局「船旅」とは
寄港地の観光でなく、船内生活(活動)を楽しむであった様に思う
船内生活は事前に良く分からなかったので、あまり期待も想像もをしてなかった。
でも106日中、約80日は海の上の船内生活であった。そこで知り合った人達と3カ月半狭い船内でいろいろなカルチャースクールやサークルに参加し、また運動会や夏祭りなどの行事も一緒に、そして朝昼晩と3食を同じテーブルを囲みいろいろな人たちとおしゃべりしながら食事をする。
そんな船内生活を楽しんだことが、振り返ると「船旅」の醍醐味であった様に思う。もちろんそれには”友達”が出来ることが絶対かもしれない。
これは”ピースボート”だけの船旅で言えることかもしれませんね。もしかしたら”飛鳥”なら食事?、ショー?なのかもしれません。(私は乗ったことが無いから:(笑))
ピースボートの船旅は”人が好き”で、”共同作業”が出来る人が十分に楽しむことができる。もちろんひとりで静かにデッキで物思いに浸るのも良いですが。
1年経ったが、時々無性に”船旅”をしたくなります。それもオーシャン・ドリーム号に乗って・・・
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