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癌発言について思うこと 

2017年04月19日 外部ブログ記事
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山本地方創生相は17日午前、「学芸員はがん」などと発言したことについて、「適切ではなかった。撤回しておわび申し上げる」と陳謝した。 都内で記者団に語った。同日朝に菅官房長官に発言を撤回する意向を伝えたという。 少し詳細を記すと  このセミナーは滋賀県主催で、自治体や企業の関係者約330人が出席。講演後、外国人観光客による地域活性化について質問を受けた山本地方創生相は、文化財の活用が重要との考えを示しつつ、「文化財に指定されると、部屋で水や火が使えず、お花もお茶もできない。バカげたことが行われている」と指摘。「学芸員は自分たちがわかっていればいい、わからなければ(観光客は)来なくてもいいよというのが顕著」などと述べた。  セミナー後、山本地方創生相は取材に対し、「(地方創生の)アイデアを出しても、学芸員は『文化財が大変なことになる』と全部反対する。観光立国を目指すのにマインドを変えてもらわないといけない、との趣旨だった」と説明した。まあ、山本さんの思惑にもある意味同意はするが、この発言はNGですよね。山本さん、よほど頭にきているんでしょうね。 ところで文化財に指定されるメリットとデメリットはなんなんでしょうか 文化財保護法第三十五条 重要文化財の管理又は修理につき多額の経費を要し、重要文化財の所有者又は管理団体がその負担に堪えない場合その他特別の事情がある場合には、政府は、その経費の一部に充てさせるため、重要文化財の所有者又は管理団体に対し補助金を交付することができる。---------所有者管理団体は所有者・管理団体は、補助金を貰える可能性がある。当然デメリットとして、所有者・管理団体は管理・修理の義務があり、費用を負担する必要がある。 面白いのは指定されると「現状維持をしないといけない」これが大きくのしかかるという事です。 大きな改築ができない、観光客の安全より保護が優先される、、とまあ当たり前と言えばあたりまえなのですが。ところで山本さんが指摘した学芸員とはなんなんでしょうか。 学芸員は考古学者とは異なり、国家資格です。日本の博物館法が定める博物館などの展示施設(美術館・動物園・水族館・天文台なども含む)で専門職員として働くためには、学芸員の資格を取得しなくてはなりません。 給与体系は当然就職する先にもよりますが 博物館・美術館で働く専門職員を例にとると平均年齢    36.1歳平均年収    433万円と公表されています。 専門職ですし、対象に何かあれば自分たちの責任になります当然観光客優先でものを考える大臣とは意見が異なりますこの差異から生まれた発言なんでしょうが やはり、癌、がん、がん発言はいけませんよね意見は立派で、ある意味正論としてでも。 人間は年を取ると短気になるもんなぁ・・・・(笑) にほんブログ村 

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