メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

小春日和♪ときどき信州

本・恩田陸 「七月に流れる花」「八月は冷たい城」 

2017年04月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
坂道と石段と石垣が多い静かな街、夏流(かなし)に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城――夏流城(かなしろ)での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。


               

 読書備忘録 

学校で夏の人を描きましょう。それが課題だった。

ミチル以外みんな同じものを描いていた。
それは「みどりおとこ」

緑色感冒という恐ろしい病気

なぜお地蔵さんに・・・?

謎が謎でなくなったとき、メンバーがひとり消えた理由が分かったとき・・・

そっか・・・悲しいね。

ふりがなが・・・
てっきり子供向けかと思っていたら・・・
「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」
ですって・・・そりゃそう大人すぎても・・・

それはいったい・・・と、面白かった。




 内容紹介
夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染みの卓也(たくや)、大柄でおっとりと話す耕介(こうすけ)、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正(ゆきまさ)だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。


               

 読書備忘録 

「七月に流れる花」につづき・・・

こちらも同じところにいるけれど、男の子と女の子は隔てられたところにいるんだわ。

せっかくの面白い本

べらべらしゃべっちゃうと・・・ねぇ。

そんなわけで、訳の分からないことを書いているけれど、そうなのです。

男の子は、そうとわかったら、やさしいね。そしてせつないです。

だって・・・「いい子ねえ、光彦は。」って、じつは母親がみどりおとこに?なんて思ったんだから・・・

男の子がお母さんを思う気持ちにグッとくる。

会えない理由のひとつが残酷

七月、八月両方に登場している女の子の佐藤蘇芳が言った統合・・・恐ろしいことを・・・

あとがきの
「わたしが子どもだったころ」
もいいです。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ