メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

独りディナー

「マダム達のピアノデュオ」 

2017年04月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

今回のコンサートほど、直前までドタバタだった経験は、多分ないと思う。


お仲間三人のうち。

一人は直前に入院となり、不参加を余儀なくされた。

一人は、お隣に住むお姑様が手術で入院という、お嫁さんの立場での、寸暇を割いての参加。

一人は、お孫さんの世話係を突然担うこととなり、こちらもその寸暇を割いての参加。

私も、地味に家族が闘病中なのだが、そんな事は忘れ去られてしまう程の多忙ぶり・・。



そして、迎えた土曜日。

朝から、雨が降ったり止んだり、でも名古屋の町は、満開の桜で溢れていた。

お客様は、多くはなかったけれど、真摯に場を楽しんで下さる方ばかりが楽しそうに聴いて下さった。

演奏は、皆が多忙でレッスンが儘ならず、前日までドタバタしていたが、長い時間をかけて電話で最終指導した結果、何とか形になり、感動したとさえ言って下さる方もあった。



チューリップが一斉に花開いた、お庭の綺麗なサロンで、午後から二回の演奏会をした。


何しろ、ラフマニノフの壮大なピアノ協奏曲である。

一台のピアノで、連弾という形に編曲して弾くのは、まあ冒険だ。



私がまず、この曲との個人的な思い出や、ロシア旅行での印象などを聞いて戴いた。


二楽章が終わって、弾き終えた音大の楽理科出身の彼女が、曲の説明をした。


三楽章が終わって、担当したお仲間が、趣味としてピアノを弾く楽しみについて、色々話した。



プログラムの曲が終わった後、私は最後に、ショパンの「雨だれ」を弾いた。

それは、一人が参加できなくなった、というある意味エクスキューズの気持ちもあった。


「マダム達のピアノデュオ」というコンセプトからは外れるけれど、朝、窓から雨模様の空を眺めながら、ふいと思いついて、弾く事に決めた。

お庭に向かって、全面ガラス窓といった、優雅な場所で、私は最高の選曲だったなぁ、と心の中で自画自賛していた・・。



「マダム達のピアノデュオ」が、このチューリップフェアに参加するのは、数えてみると、今回が6回目である。


そして多分、「ラストコンサート」



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

彩さ〜ん!

シシーマニアさん

嬉しいコメントを読みながら、呼びかけたくなりました。

ドタバタだったので、自分の中では達成感には至りませんでしたが、聴きに来てくれた友人が、「演奏も、トークも、醸し出す雰囲気も、全てがとても上品だった」と言ってくれて、これは嬉しかったです。

上品なお仲間に囲まれてのコンサートができて、幸せでした。

「チケット予約」の一言は、彩さんらしい優しさですね。ありがとうございます。

来年の今頃は、どうなってるでしょうね・・。

2017/04/11 08:06:17

ナビ仲間も

彩々さん

きっとStanding ovationで
「マダム達のピアノデュオ」に
贈る拍手が鳴りやまない感動に
包まれているはずです。

シシーさんのご指導の下、このマダム達が
手にした達成感と感動は、何物にも代えが
たい経験となったことでしょうね。

満開の桜、咲き誇るチューリップ、
全面ガラス張りの素敵なサロン。
臨場感が伝わってきます。

マダム達のこれからの人生にも
ピアノが無くてはならない
ものになっていくのでしょうね。

「ラストコンサート」とはおっしゃらず、
まだまだ頑張ってください!

来年の桜とチューリップの季節、
「マダム達のピアノデュオ」のチケット
予約をお願いしますから!

2017/04/11 06:21:17

PR





上部へ