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拝啓“ひげの隊長”参議院議員佐藤正久殿「中学校武道の銃剣道には賛成できません」 

2017年04月09日 外部ブログ記事
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毎日新聞ニュースメール2017年4月9日『新学習指導要領 「銃剣道」初明記 ネットで賛否渦巻く』の中に『佐藤氏は「銃剣道はスポーツで実戦向けの銃剣格闘とは違う。剣道やなぎなたも元々は相手を殺傷するためのもので、銃剣道だけ批判されるのはおかしい」と訴えている。』との記述があります。

日本オリンピック委員会公式サイト「競技紹介」を見るとそれぞれの沿革が良く分かります。
「日本オリンピック委員会に加盟している競技団体は50以上にもなります。大きくスポーツといっても、何を競うのかそれぞれに違います。なぜその競技は芸術性を競うのか、なぜボールを奪い合うことが大事なのかなど、競技のルールや目的は、その起源を知れば多くのことがわかってきます。古い伝説や紀元前まで起源をさかのぼるものもあれば、近代になって確立されたものもあります。
ここではオリンピック競技を中心に、各競技がどのように成立し、日本ではどのように普及・発展してきたのかを紹介します。」

陸上競技や近代五種は古代オリンピックからの歴史。ライフル射撃、クレー射撃、フェンシングはヨーロッパに於ける兵器の歴史。

ボクシングは米国からとありましたが、20代に観た映画から納得をしました。
モンゴメリー・クリフトが主演した「地上(ここ)より永遠に」も、マーロン・ブランド主演の「波止場」も元ボクサーの役柄だったことを想い出します。アメリカ映画は他にもボクシングで殴り合うシーンが沢山あったような記憶があります。

佐藤氏は「剣道やなぎなたも元々は相手を殺傷するためのもので、銃剣道だけ批判されるのはおかしい」と言われています。
国民体育大会の正式競技(37競技)の中で、相撲、柔道、弓道、剣道、空手道、銃剣道、なぎなた、が日本武道協議会に所属していますが、合気道、少林寺拳法は正式競技ではありません。

全日本銃剣道連盟の公式サイトには「銃剣道の歴史」について次のように書かれています。

『近世における戦いの主体がそれまでの刀剣から鉄砲(銃)に代わり、近接格闘戦は銃の先端に短剣を着けて展開されるようになってきた。我が国における銃剣道の芽生えは、明治初期、フランスから伝来した西洋式銃剣術を取り入れ、研究がなされたものである。
その後、日本独自の銃剣術として、宝蔵院流・佐分利流・疋田流・貫(管)流といった日本古来の槍術の心技に源流を置き、剣道の理論等を合わせて研究を重ね、最も日本人の性格、体格等に適合した武道として地位の確立がなされた。また、銃の変遷に伴って展開されたもので、初めは「銃槍格闘」、または「銃剣格闘」と呼ばれ、次いで「銃剣術」と名付けられ、さらに昭和16年、大日本銃剣道振興会が設立されたとき、銃剣道」と改められたものである。当時は、銃剣道も他の武道と同様、実戦武技としての域を脱することは甚だ困難な状態であった。従って、その普及対策も一応競技会が実施されていたものの、それにも増して戦闘のための訓練に重点が置かれていた。
戦後における銃剣道は、昭和31年全日本銃剣道連盟が結成され、現代の武道として、戦前の戦技的内容を完全に払拭して、しかも古来伝統武道の真髄を継承 しつつ、全く新しい大目標にむかって競技会を主体とした近代的スポーツとして再出発したものである。従って、その修練の目標や理論、使術等については槍術や剣道と全く同様のものであり、現代社会人としての人間形成に資することを目指したものである。』

「戦闘のための訓練に重点」が置かれているのは、佐藤氏が所属していた現在の自衛隊も同じ事ではないでしょうか。
「全国の道場・クラブ案内」を見ますと、47都道府県中「山形県、埼玉県、山梨県、富山県、福井県、京都府、奈良県、島根県、高知県、沖縄県」の10府県が空白であります。更には陸上自衛隊駐屯地内と警察署内に道場があるのは15箇所もありました。
全国優勝大会の「区分」も「一般第1部」、「一般第2部(実業団)」、「防衛省第1部(陸上指定部隊)」、「防衛省第2部(1部以外陸・海・空)」と現役自衛隊員の選手が多いことが見えてきます。当然一般の部に自衛隊OBが沢山いることでしょう。

昨日の朝日新聞投書と同じく、中学校武道の「銃剣道」には賛成できません。

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