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映画が一番!

椿三十郎 

2017年03月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

甲子園も今日が大詰めで史上初の大阪対決。
大阪桐蔭VS履正社の勝者はどちらに。
(12時半の試合開始)。

今日の映画紹介は「椿三十郎」。
BSプレミアムで2017年3月31日(金)9:00〜放送。

昨日、紹介した『用心棒』の続編のような作品。
原作は山本周五郎の『日日平安』。

キャッチコピーは、
”何を仕出かすか、ご存知三十郎!
一閃、宙に踊る逆抜き不意打ち斬り!”

真夜中の森の中。古びたお堂の中では
9人の若侍たちが人目を避けて密談をしている。

リーダー格の若者が
”次席家老の汚職を城代家老の睦田に告げたが、
意見書を破られ、相手にされなかった”と、
報告し、失望の色を浮かべる仲間たち。

しかし、大目付の菊井様に話してみると、
”共に立とう”と答えてくれたと話すと喜ぶ若侍達。

其の時、アクビをしながら出てきた浪人、
椿三十郎(三船敏郎)は
”岡目八目で見ると、菊井の方こそ危ない”と言う。
その言葉通り、菊井の手勢がお堂を取り囲むが、
三十郎の機転で、難を逃れる。

自分たちの甘さを後悔しながらも汚職を正そうと
”死ぬも生きるも我々九人”と、
悲壮な決意をする若侍たちを見て、

思わず、”十人だっ。お前たちのやることは
危なくて見ちゃいられねえ”と怒鳴りつけ、
一緒に城下へ乗り込むのだった…。

さて、十人は、如何にして藩の改革をするのか?


椿三十郎の名の謂れは、
最初の見せ場で、城代家老の妻子を救出する。

助けた城代家老の睦田弥兵衛(伊藤雄之助)の
妻(入江たか子)から名前を聞かれた三十郎は、
隠れた屋敷に咲いている椿の花を見やりながら、

”私の名前ですか。…つばき、椿三十郎。
いや、もうそろそろ四十郎ですが”と名乗る。


本作の見所は、チャンバラ!
三十郎が、わずか40秒で30人を叩き斬るシーンに、

敵方のボス・室戸半兵衛(仲代達矢)との対決。
三十郎の剣が半兵衛の胸をなで斬りにする。
すると半兵衛の心臓から、
血しぶきが噴水のように噴き出すシーンなど。

殺陣の見所が多いので”チャンバラ”ファンとしては
見応えのある映画ですね。

もっとも、黒澤監督は
”人を斬る音と、血の噴出を日本の時代劇で
流行させてしまった本家本元は、自分だ”と反省?して、
以後、豪快なチャバラ映画を作らなくなったそうだ。

1962年(昭和37年)制作。



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今晩は〜!

yinanさん

村雨さん、

黒澤監督は過激すぎたのを反省?して、
先日の『赤ひげ』では素手で、ゴロツキを始末させ、
”医者が骨を折るなんて! こういう乱暴はよくない!”と
言わしめさせています。

チャンバラシーンを見る度に、
子供の頃、木切れを片手に野原を
走りまわったことを思い出します。


みのりさん、

確かに年齢は関係ありますね。
若い人は時代劇をあまり見ないよう思えます。

歳をとって、見たくなるということは、
私が思うに、時代劇の小説をたくさん読み、
映画をその延長で観るのではと思っています。

2017/03/31 19:47:25

椿三十郎

みのりさん

yinanさん

 椿三十郎
昔見た記憶があります。
最近は年齢のせいでしょうか
時代劇をよく見ています。

2017/03/31 08:59:17

このあたりから

さん

黒沢明も娯楽性が強くなって、本来の魅力がなくなっていきますね。
もちろん、チャンバラ大好きの方には最高でしょうけれども。

2017/03/31 08:40:30

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