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武士の一分 

2017年03月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

W杯アジア最終予選で、日本4−0でタイに勝利。
点数だけ見ると楽勝に見えるが、
パス回しがイマイチで、ミスパスで
カウンター攻撃を受け、危ない場面も何度か、
何だか初歩的なミスに思えて、
これでは、上位チームには勝てないだろうと思いました。

今日の映画紹介は「武士の一分」。
明日の放送になりますが、
BSプレミアムで2017年3月30日(木)14:55〜放送。
2006年12月に見た時の感想文です。

原作は藤沢周平の『隠し剣秋風抄』より抄録した
『盲目剣谺返し』。

山田洋次監督による藤沢周平原作の
時代劇三部作の三作目。
過去の2作は「たそがれ清兵衛(平成14年)」、
「隠し剣 鬼の爪(平成16年)」でした。

「たそがれ清兵衛」が父と娘の絆。
「隠し剣」が身分違いの若い男女の愛。
今回は夫婦の絆とテーマを上手に選んでいますね。

キャッチコピーは
”命をかけて、守りたい愛がある。”

;三村新之丞(木村拓也)は、
最愛の妻・加世(壇れい)とつましく暮らす
海坂藩の下級武士。

”早めに隠居して、子供がたに剣を教えたい”と夢を語る。
笑いの絶えない平和な日々は、
藩主の毒見役をつとめて失明した日から暗転する。

盲目の日々に慣れた、そんな中、加世と海坂藩の
番頭・島田藤弥(坂東三津五郎)との不貞を知る。

それは、加世が家禄を保つために、島田に頼り、
島田がこれ幸いと言葉巧みに加世を弄んだのだった。

新之丞は加世を離縁し、
”人には、命をかけても守らねばならない一分がある。”と
上司の島田に対して果たし合いを挑む。

前作同様、時代背景は同じですね。
山形弁の台詞も、ハンディキャップの人達の為の
字幕付きだったのでわかり易かった?
木村拓也の盲目の剣士も型にはまり秀逸でした。
特に中途失明した目線の使い方が上手かったなぁ〜。

中間の徳平(笹野高史)が飄々とした演技が
暗い殺伐とした場面が多い中、息抜きで良かった。

山田監督の得意の自然の描写は細やかで寅さん同様、
人間と自然の絡ませ方は日本人ならでの描き方でした。

最後は涙無くして見られません。
ハンカチ片手に、“せば、見てがんしょ!”



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今晩は〜!

yinanさん

ゆりーさん、

観られましたか、
”侍が命をかけて守らなければならない
名誉や面目”が、ひしひしと伝わって来ました。

新之丞を支える、
加世の健気なさに感動しました。

中間の徳平は新之丞の父の代から務めていて、
緊迫した画面が続く中で
新之丞とは軽口を叩き合うシーンには
息抜きで良かったです。


Reiさん、

新之丞役の木村拓也は盲目を上手く演じていましたね。
ラストシーンで徳兵が離縁した加世を飯炊きの女として
連れて来て、ご飯の味で加世と判り、

”せば、あなたのお側にいて、いいのがんすか”
”良く、帰って来てくれたの加代”と、
ハッピーエンドになってのは良かったです。

2017/03/30 19:35:04

キムタク

Reiさん

この映画を観て、時代劇のキムタクは素晴らしいなぁと思いました。

2017/03/29 18:13:38

泣きました

さん

これは私もリアルタイムで見ました。
そしてお書きの通り、終盤に近付くにつれ涙が…
主役はもちろん、檀れいさんの愛らしさ、
笹野高史さんの素朴な存在が最高でした。

2017/03/29 11:37:02

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