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映画が一番!

わたしは、ダニエル・ブレイク 

2017年03月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

先程の稀勢の里と日馬富士戦。
稀勢の里が負け、その上、肩まで痛めたようで、
照富士の優勝が濃厚になって来ましたね。

今日の映画紹介は上映中の
「わたしは、ダニエル・ブレイク/I, DANIEL BLAKE 」。

『麦の穂をゆらす風』などのパルムドールの常連
ケン・ローチ監督(80歳)が、引退宣言を撤回して、

“生きるためにもがき苦しむ人々の普遍的な
話を作りたいと思いました。
死に物狂いで助けを求めている人々に国家が
どれほどの関心を持って援助をしているか、
いかに官僚的な手続きを利用しているか。
そこには、明らかな残忍性か見て取れます。
これに対する怒りが本作を作る
モチベーションとなりました。”との、
気持ちから生まれたのが本作。

キャッチコピーは、
”人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで。”

イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳の
ダニエル・ブレイク(デイヴ・ジョーンズ)は、
心臓の病を患い医者から仕事を止められる。

国の援助を受けようとするが、
”申請用紙を、オンラインのみです”
”俺は大工だ、パソコンはわからん”と、
言いながらも職員に教わりながら、挑戦する。

”画面上でマウスを動かして入力します”と、言われて
ディスプレイ上でマウスを動かして、笑われながら
必死に申請書を作成するが、複雑な制度が
立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。

ハローワークで悪戦苦闘するダニエルだったが、
二人の子供連れで、シングルマザーの
ケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)が
職員と言い争う場面に遭遇する。

”子供たちが明日から、学校なのにお金がないの
あなた達は話も聞いてくれない”
”お引き取りください”
”見てられん、彼女は助けを求めている。
子供が2人もいるんだぞ”と詰め寄るダニエルに
”あなたも出ていって下さい”と追い出される始末。

しかし、家族を助けたことから、交流が生まれる。
貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていく
ダニエルとケイティたち。
しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。

ダニエルがぶつかる行政の厚い壁。
たらい回しに、マニュアル通りの対応。
それ以前にまず、受けいる前に、
受け入れな事を前提とした職員の態度。

多分、どこの国でも同じでしょうが、
本当に助けを必要とする人に支援が行くような
制度作りは第一戦で働く窓口の人は
良く知っているでしょうから、何とかならんかなぁ〜!

ダニエルの怒りや、虚しさが伝わって来る映画でした。



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観てきたそうです

さん

私が映画館に行けないものだから、こんこんと話してくれました。

英国の「ゆりかごから墓場まで」は、理想の福祉政策として学校で習ったのに。
子どもの貧困率?6人に1人の日本もどうなっているのでしょう。
考えさせられる映画のようですね。

2017/03/25 22:20:18

行政のお偉いさんに見て欲しい映画です。

yinanさん

村雨さん、おはようございます!

病院もそうですね。
弱い立場の人は言われるままに
行動するより仕方がないです。

私も反論はしますが、
担当者に”これはルールです”の決めゼリフを
言われると沈黙するしかありません。

まぁ、どこかの指導者が、”俺がルールだ”と
ほざいていることを思えば、
”まぁ〜、まだいいかと”と諦めています。

2017/03/25 10:22:15

ルームメイトが

さん

予告編を観て、絶対観たいと言っていました。
タライ回しは、お役所だけではありません。
病院もそうです。

2017/03/24 18:25:42

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