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2017年03月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 魑魅魍魎


 先日植えたポット栽培の野菜の種がこのところの気温の上昇もあり、芽を出しつつあります。

 米国トランプ政権の行くへが未だに定まらない昨今、世界はどこに向かいつつあるのでしょうか。昨日はアジア諸国訪問中のサウジのサルマン国王一行(約1000人)が到着されました。本日は安倍首相らの会談で「日・サウジ・ビジョン2030」が合意される予定です。東京の高級ホテル、リムジン需要、その他一時的なサウジ王家の特需もさることながら、石油経済からの脱皮を狙うサウジ経済に日本が果たせる役割も大きなものがあります。
 
 中国ではこの秋の中国共産党大会に向けて、5年に一度の次代の後継者選びが最大の話題になっています。丁度10年前に習近平、李克強らが中央指導部入りを果たしました。国家主席の任期は2期10年なので、習主席がどのように権力を握り続けるかに腐心する体制をつくるかを考えている模様です。いずれのリーダーも考えることは同じですね。

 ところで、金正男殺害事件に関して、北朝鮮は殺害されたのはキムジョンチョル(パスポートに記載されている名前)で、正男氏ではないと主張しています。日本政府は金正男が日本に不正入国した際に本人の指紋をとっており、マレーシア政府にその指紋を提供しているとのことです。いずれ北朝鮮の主張の正当性が問われることになりそうです。正男氏の息子のハンソル氏がどこにいるのかも不明のままです。

 韓国前大統領が罷免され、選挙の結果と、新政権の政策が危惧されます。特に対北朝鮮政策、対日本との距離感が最大の問題です。すでに米国が韓国内に配備したミサイル迎撃システムをも次期政権が撤廃することにでもなればアジアにおける緊張感を一機に高める可能性を秘めています。

 東京都議会での八条委員会で議論される豊洲移転問題(現在の築地市場の問題)も奇々怪々です。真相解明も当然急がれます。それにしても小池現知事の責任は真相解明と同時に最終結論を一日も早く出し、今後の方向を示すことにありあります。次の選挙だけに照準を合わせて政権運営をするのは邪道です。

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