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兵庫県南部の島

土器造り 

2017年01月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

31日は朝から夕方まで、五斗長垣内遺跡での製塩土器の焼成をしました。

2か月前に粘土をこねてつくった製塩土器を、木材と藁を厚く積んで、その中に土器を入れて、またその上に藁を置いて、天辺を粘土で覆い、10時頃に火をつけて、夕方にやっと焼けて、土器として仕上がりました。

火を舞ぎりで、木と木をすり合わせるようにして作るのですが、かなりの時間がかかり、やっと火が付いたのです。
火を起こすだけでも古代の人は大変だったと言うことを、参加者は理解したと思っています。
土器にしても、素焼きですから、表面はザラザラ、不格好です。焼いていて破損した物もあります。
海水を炊いて、塩つくりをしても、ものすごく時間もかかり、この時にも土器が破損することもあります。古代人はそれでも、塩つくりをしていたのです。

「来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに
   焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」

定家の歌ですが、内容は綺麗な恋心を歌っていますが、現実は辛いことだったと思っています。



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