人間観察そして恋そして小説も

227話 歌麿、あんたもエポック星人じゃないの 

2017年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「確か箱舟までお話ししましたね」頷く三田村に微笑むと「先ほども申しましたように湯川の知力には底 知れぬものがあります。現にエポック星から 彼を追ってきた私たちの仲間はごく少数にな ってしまいました」三田村も歌麿も、黙ってゆいの言葉を聞いていた。「湯川追跡を最初は私達だけでするつもりでした。 ところが私が湯川の元で彼の動向を探っている 時彼がある人物に対し異常な興味を持っている ことを知りました。それがあなたです」ゆいは歌麿を指した。「私ですか?」「京極さんは何か心当たりがおありですか」「湯川博士とですか?」「ええ」少し考え込んだ湯川だったが「いえ、接点は何も心当たりありません」「でも湯川博士はあなたに凄く興味を抱いておられ ました。あなたを湯川邸に呼び寄せたのも湯川本 人ですから」「まったく思い当たる事がありません」「あんた、ひょっとしてエポック星人じゃないの」横から杏が突っ込むと「かもな、こいつとんでもない閃きを時々発揮す るもんな」斎藤まで杏の話に乗って来た。「ちょい、待ってくださいよ、私は正真正銘地球人 ですから」歌麿は慌てて両手を振って否定した。 続話→    にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ

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