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森鴎外の「高瀬舟」が教えてくれること 

2016年12月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


森鴎外の「高瀬舟」が教えてくれること今から100年も前の小説に『高瀬舟』(作・森鴎外)と言うのがあります。京都奉行所の「庄兵衛」という役人が罪人の「喜助」を遠島に送るために高瀬舟に乗って高瀬川を下っていく話です。『……庄兵衛は喜助が晴れやかな顔をしている事を不審に思ってわけを尋ねてみると喜助はこう言います。「私は今まで200文(もん)というお金をこうして懐に入れたのは初めてです(遠い島に流刑される罪人には奉行所から200文が与えられる)。島に着けば食べ物と仕事をもらえるとも聞いています。他の人にとってはこうやって島に流されるのは哀しいことなのでしょうが、どこへ行ってものけ者にされる私にはむしろありがたいことなんです・・・。庄兵衛はここでふと考えます。「俺は7人の家族を抱えて毎月借金の生活に追われ不平不満の毎日だ。俺より下等だと思っていた喜助はこんなに喜んでいる、これはどうしたことか?俺がもし独り身であったとしても、喜助のように考えられるだろうか・・・?』・・・・・・・・・・・・・・物語自体は安楽死の問題になっていくのですが、ここまでの話で言えるのは人の幸せ観は「心の置きどころ次第/意識の当て方次第」だということです。他人から見て必ずしも幸せには見えないことでも、本人にとっては幸福に思えることもあるわけです。役人の庄兵衛は喜助よりもはるかに恵まれた生活環境にあったにもかかわらず、その日常生活には不満足で自分は不幸だと常々思っています。喜助は自分の不遇を理解したうえで、それでもありがたいと思っています。欲望なき人間はいませんが、その欲望も足ることを知らなければいつまでも尽きることなく永遠に広がっていきます。欲を捨てることはないにしても、 「足るを知る」ことは大切ですね。 慳貪(けんどん)になるのではなく、知足の精神を持つことが大事だと思います。大みそかは除夜の鐘を聞いてこうした煩悩を消し去る日なんだろうなあ・・・と思います。 私の著書 2冊+電子書籍11冊(アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)お金の教養シリーズ     5冊組織マネジメントシリーズ  4冊ビジネス人生論シリーズ   2冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC

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