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帰らざる河 

2016年12月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

高速増殖原型炉「もんじゅ」について
文部科学省で再運転せず廃炉にするとのニュース。
1兆円をつぎ込んで、廃炉とはもっと早く廃炉にすれば
いいものを、福井県の知事は補助金の関係もあり、
異論を唱えているようだが、つぎ込まれた金は国民の税金。

”文殊の知恵”と言うけれど、知恵も尽きたようです。

今日の映画紹介は「帰らざる河/RIVER OF NO RETURN」。
BSプレミアムで2016年12月20日(火)13:00〜放送。

”耳をすませば聞こえるわ、悲しい水音が、
人はそれを<帰らざる河>と呼ぶ、
時には穏やかに、時には猛り立つ
恋は”帰らざる河>の旅人”。

キャッチコピーは、
”遥かなるロッキーの激流に<愛>を賭けた女・モンロー
哀切のテーマ<帰らざる河>の歌声と共に、
その魅力のすべてがいま鮮やかに蘇る”。

異色の西部劇。
カウボーイや、保安官もいない映画。
登場するのは男と女と少年の3人。

冒頭、白銀を抱いたロッキー山脈の峰々。
そして麓には針葉樹の原野を滔々と流れる河。
そう、シネマスコープで総天然色なんですね。

見どころは何と言っても、マリリン・モンロー。
♪♪Hmmm
If you listen You can hear it call
Wailerie (wailerie)
There is a river called
The River of No Return♪♪

ブロンドの髪を輝かせて、物憂げに哀愁に満ちた
歌声は心に響きますね。

他にも3曲歌っています。
"I'm Going File My Claim"
"One Silver Dollar"
"Down in the Meadow"

彼女が歌う、これらの歌を聴くだけでも
見る価値があります。

ゴールド・ラッシュに沸く西部。
ロッキー山脈の麓でマット・コールダー
(ロバート・ミッチャム)は離ればなれになった
息子のマーク(トミー・レティグ)を探し出す。

マークの世話をしてくれた酒場の女性歌手
ケイ(マリリン・モンロー)から息子を引き取り、
農場に落ち着いたマットだが、

筏に乗って漂流しているケイと
夫・ハリー(ロリー・カルハウン)を助けた。
賭博師のハリーはポーカーでとった砂金地の登記を
するためにカウンシル・シティへ行く途中だった。

マットがこの河は危険だというと、
ハリーはマットから馬と食糧を奪い逃げだす。

農場はインディアンに襲撃されそうになっていた。
彼は直ちにケイとマークを連れて筏に乗り激流を下る。

ラストシーンで、酒場のピアノの上で、想いを込めて、
歌うモンローの妖麗な姿は脳裏に残ります。

モンローと言えば、本作の公開前(8月に公開)に
1954年(昭和29年2月1日)に、ヤンキースの
ジョー・ディマジオと新婚旅行で来日しています。

”夜は何を着て寝ますか?”と記者会見で聞かれて、
”シャネルの5番よ”の名答は有名ですね。

もう一つ、息子のマーク(トミー・レティグ)は、
私が子供のころ大好きだったTVの「名犬ラッシー」の
ジェフ少年です。

野坂昭如氏が歌う、
”マリリン・モンロー・ノー・リターン”を想い出します。

1954年(昭和29年)公開。
監督はオットー・プレミンジャー。



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