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吾喰楽家の食卓

体を温める 

2016年12月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

風邪は、罹ったことがない人はいないくらい、一般的な病気である。
ところが、現代の医学でも、解らないことが多いらしい。
その定義さえ確定できていないことを、先日のテレビ番組で知った。
八月に風邪を引き、近所のクリニックに掛かったときのことを思い出した。
「風邪を引いたらしいんですが」と、診察を受けたが、「少し喉が赤いですね」とだけで、「風邪です」という診断はなかった。
テレビに出演した医者は、「『風邪を引いたらしい』と、自己申告があれば、風邪です」と、云っていた。

風邪は、二百種類ほどあるウイルスによる、上気道の感染症のことだ。
予防としては、うがいと手洗いが有効なのは云うまでもない。
また、頻繁に少量の水か、茶を飲むのも有効だという。
喉に付着したウイルスが、洗い流され、胃液の酸で死滅するらしい。
風邪気味の場合、体を温め、充分な睡眠をとるのが一番だ。
ウイルスは、高温に弱い。

体を温めるには、熱がないことが前提だが、風呂が良い。
この場合、微温い湯で、じっくりと浴槽で温まるのが効果的だという。
食べ物は、お粥や雑炊がいい。
胃に優しいだけでなく、体を温めるので、風邪気味のときの食事としては理想的だ。
酒は燗酒が良いのだろうが、困ったことに冷や酒が好きだ。
お酌をしてくれる人がいれば、話は別だが。

風邪気味ということではないが、最近、温かい献立を心がけている。
数日前、具沢山の“けんちん汁”(里芋・大根・人参・舞茸・蒟蒻・油揚げ)を作った。
野菜を胡麻油で炒め、昆布を使ったダシ汁で煮込み、醤油で仕上げた精進料理だ。
今回の“豚汁”(玉葱・豚肉・木綿豆腐)は、味噌味にした。
豚肉はバラ肉が良いのだが、ロース肉に替えてカロリーを抑えた。
下ろし生姜が良かったのか、体がポカポカになった。

   *****

写真
12月8日(木)の夕餉(豚汁と胡麻カツオ)



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Reiさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

展示会が無事に終わり、ほっとしたからでしょうか。
色々、ありましたからね。
お大事に。

この豚汁は、驚くほど沢山の玉葱を使っています。
煮込んだことで、甘味が出て、中々の味でした。
豆腐は、後から入れます。
お手本は、妙高市(旧新井)にある専門店です。
結構、似た味に仕上がりました。
玉葱が嫌いでなければ、是非、お試し下さい。

2016/12/10 09:25:30

温まりそう

Reiさん

おはようございます。

私は展示会終了以来、風邪気味で調子が悪いので、温かい食べ物で、体を温めたいと思います。
美味しそうです(^^)

2016/12/10 08:58:57

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